akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

活弁!シネマートライブ『出来ごころ』感謝!

2014-03-08 | 活弁

3月8日のシネマート新宿での「活弁!シネマートライブ『出来ごころ』」、たくさんの皆様にいらしていただき、感謝申し上げます。

主人公喜八さんは、単純、軽率、愚鈍といっていい金銭感覚、でも正直で一生懸命で情にもろくて、すごく人間臭い。その周りの人間たちも、情に厚い人ばかり。小津監督のそうした人々への愛情が注がれていて、下町の人情にほろりとさせられます。

前日ぎっくり腰になった永田雅代さん、二回の公演、ほんとにお疲れ様でした。

せっかく多くの方が涙していたのに、終わった後いっぱいしゃべってしまってすみません…。

でも、映画館って、本当に鑑賞しやすい空間ですよね!

今回は、無声映画完成期昭和8年のキネマ旬報ベスト1の作品上演でしたが、次回4月29日(祝)は、同じ年のキネマ旬報ベスト2『瀧の白糸』をお送りすることになりました!
溝口健二監督の、無声映画時代の傑作です。
15:30~と、17:30~の二回になります。

大好きな作品です。次回は後説であまりしゃべらず、それぞれに感動をお持ち帰りいただきたいと思います…。

お待ちしております☆

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