akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

発掘された映画たち2018

2018-03-02 | 活弁

フィルムセンターの「発掘された映画たち2018」、2月23日の『男一匹の意地』と3月2日の「復元された弁士説明版」を拝見。

 

『男一匹の意地』は、ハリウッドで活躍した日本人スター早川雪州主演のオリエンタル・メロドラマ。

今回は、音楽も活弁もなしのサイレント上映でしたが、マフィアに立ち向かう雪州のアクションシーンもあり、後半はテンポよく見られました。中国人の多くを演じているのが日本人俳優というのが、無声映画ならではの面白さ。

 

復元された弁士説明版」は、往年の名弁士たちが、戦後「映画の歴史を見る会」で語った音源を、フィルム映像と合成してデジタルデータにした活弁トーキー版。

まったく同じ映像で語ったわけではなかったのでしょう、語りと映像がどうしてもずれてしまって残念でしたが、国井紫香、大蔵貢、山野一郎、梅村紫声と、それぞれに特徴ある弁士たちの名調子を聞くことはできました。

国井紫香氏、山野一郎氏、梅村紫声氏のご遺族、お孫さんらが来場されておりました。

 

澤登翠先生もいらしていてご挨拶させていただきました。

また勉強しに伺います。

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