akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

『イントレランス』リハ

2019-01-25 | 表現力ワークショップ
1月の活弁シネマートライブ『イントレランス』。
本日、永田雅代さんとリハーサルしました。

すっごく面白いです。

4つの時代の4つの話が平行して描かれていきますが、映画を4作見る重量感。

キリストの受難、バビロンの崩壊、フランスユグノー戦争のサン・バルテルミの虐殺。
これらの歴史上の悲劇と、現代(制作当時)のアメリカを舞台にした物語。

いつの時代にもある「不寛容」の重さを問いかけます。

セットの壮大さ!!
バビロンの神殿は驚愕です。
巨大なエレベーターからの移動俯瞰撮影(クレーン・ショットの原形)も、度肝を抜かれます。
ペルシアとの戦闘シーンなど、『バーフバリ』とオーバーラップしてしまいます。

グリフィスは、映画の父と呼ばれていますが、
その功績と影響ははかり知れません。

1916年のこの作品に参加した多くの助監督がその後監督として活躍、俳優たちは軒並みスターとなりました。

スピード、バイオレンス、エロティシズムといった、今に続くアメリカ映画の定石も、グリフィスから発しています。

この歴史的スペクタクル作品を、一緒に楽しみましょう!

『イントレランス』(1916年)123分
28日(月)16:30~
31日(金)18:45~
シネマート新宿スクリーン2
一般2300円、会員2000円、学生1500円、障害者、高校生以下1000円

活動弁士 佐々木亜希子
生演奏  永田雅代
コメント
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