昨日は、14日のリハーサルの後、シアターバッカスで五藤利弘監督の『お母さんの被爆ピアノ』を拝見しました。
日本語字幕付き上映。
アフタートークもあり、監督の思いもたっぷり伺うことができました。
広島市の爆心地から半径3キロ以内で焼け残ったピアノが、今も矢川さんという方の手で被爆ピアノとして修理、調律されて、全国を巡回し演奏されています。
監督は、10年ほど前にテレビでその矢川さんのドキュメンタリーを撮影、そこから脚本を書きこの作品を制作されました。
矢川さんの役は、もともとは大杉漣さんが演じる予定だったそうですが、撮影前に亡くなられてしまい、佐野史郎さんに。
自身も被爆二世として思いを抱えながら、あまり語らず、被爆ピアノの音色に思いを託す矢川さんと、彼に被爆ピアノを託した親子の物語です。
毎年夏に伺っている広島は、いつも活気、エネルギーに満ちあふれていますが、静かに「ヒロシマ」に思いを寄せる時間となりました
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