
「小津映画に見る着物」をテーマに、和の情報マガジンSakuraの秋号で特集を組むことになり、編集者の栗山さんとともに松竹へ使用のための写真を借りに行ってきました。
カラーになってからの作品も、貸し出しのスチール写真は皆モノクロで、残念。
映画の中の、このシーンが写真であったらなあと思っていても、そううまくはいきません。限られた写真の中から、『麦秋』の原節子さんと淡島千景さん、『彼岸花』の山本富士子さんや田中絹代さんの写真をピックアップ。
私はこの企画のおかげで、4月から5月頭にかけて、現存している小津映画を全作もう一度観直すという機会に恵まれました。「着物」という視点から観ていくと、また非常に面白いのです。
小津監督が映画を撮った35年の間、戦争を経て、人々の生活は大きく変わりました。女性の服装が和装から洋装になっていった時代の変遷が、特に後期ほぼ一年一作の小津作品を順に観て行くとよくわかります。立場によって、時と場合によって、年令によって、女性のキャラクターによってと、衣装へのこだわりに、新たな発見がいろいろとありました。
栗山さんが書いているさくらblog。私が手にしている手前の写真、ぼやけているけど、誰だか、わかりますか?
カラーになってからの作品も、貸し出しのスチール写真は皆モノクロで、残念。
映画の中の、このシーンが写真であったらなあと思っていても、そううまくはいきません。限られた写真の中から、『麦秋』の原節子さんと淡島千景さん、『彼岸花』の山本富士子さんや田中絹代さんの写真をピックアップ。
私はこの企画のおかげで、4月から5月頭にかけて、現存している小津映画を全作もう一度観直すという機会に恵まれました。「着物」という視点から観ていくと、また非常に面白いのです。
小津監督が映画を撮った35年の間、戦争を経て、人々の生活は大きく変わりました。女性の服装が和装から洋装になっていった時代の変遷が、特に後期ほぼ一年一作の小津作品を順に観て行くとよくわかります。立場によって、時と場合によって、年令によって、女性のキャラクターによってと、衣装へのこだわりに、新たな発見がいろいろとありました。
栗山さんが書いているさくらblog。私が手にしている手前の写真、ぼやけているけど、誰だか、わかりますか?
解らないですというか,写真,手ブレしすぎですよ^^
今回は雰囲気だけ、ということで、撮ったので…。
でも、シルエットが田中絹代さんですよね。
特集では、何点か、写真と似たような着物を私も着ることになっています。楽しみです。
夏の,淡い色合いの着物とかよく似合いそうです。