暖 か く 見 守 る
孔子は『論語』の中で、「忠恕(ちゅうじょ)」という言葉を教えています。これは、他人の身の上を自分のことのように親身になって思いやるということです。
私たちは、自分が経験したのと同じような悲しみに遭遇した人に対しては、優しさや思いやりの心を表しやすいものです。その人の気持ちを、自分のことのように受けとめられるからです。
人の気持ちを思いやるとき、私たちは優しい心の「入り口」に立っています。つまり相手に幸せになってほしいと願っているのです。そして、何かしてあげたいという気持ちが心の底から湧き出てきます。このときに、優しく接することはもちろんですが、その人が自力で立ち上がれるように、温かく見守ることが大切です。
モラロジー生涯学習セミナーの案内
「 心 が つ く る 人 生 」
日時:7月11日(水)~12日(木) 19:00~21:00 通い
会場:鯖江市健康福祉センター(鯖江市)
定員:250名
参加費:2000円
後援:文部科学省、鯖江市教育委員会、福井ライフアカデミー連携
問合せ先: 鯖江事務所
TEL 0778-51-6579 FAX 0778-54-0223
鯖江市下河端町95-1 中村 峰男 方