一時は高校野球の特待生の問題が騒がれたが「人の噂も・・・・・」で何事もなかったかのようにニュースでは各都道府県の代表校が決定と報道されている。殆んどの競技がそうだと思うが3年生には総集編というとおかしいかも知れないが最後の夏、高校総体が開催されようとしている。おそらく各種目にはたくさんの特待生が出場するであろう。大人の側からみれば問題かも知れないが各選手個人は強豪校で優秀な指導を受けたり・りっぱな施設、備品などにより技術が向上出来ればそれで良いのではないだろうか。
問題は指導者側にあると思う。〇〇高校の野球部で甲子園に何度か出場した、選手の祖父母に最初「なぜ△△高校の野球部にいれなかったのですか」と尋ねたが「△△高校の監督は、『誰か家をくれないかなー』などと豪語しているとか・・・・」の返事だった。結果としては〇〇高校だから甲子園に出場できたのである。
次男の監督は「バレーは勝ってあたり前で理事長は野球部に甲子園出場して欲しいと願っている」と言っておられた。新聞の広告は一行いくらだろう・テレビの広告は時間帯のもよるが一秒いくらだろう、それを学校は無償でして貰えるのであるから、特待生・留学生で強化を狙うのである。その莫大な費用の穴埋めに、甲子園・高校総体に出場となると在校生のみならずOB・一般から寄付をつのるのである。
先日も新聞に掲載されたある高校があったが私はあきれて、誰がと目を通した。
JAが選手に米を・・・とやがて記事になるであろうが、野球選手以外も米は食べ、練習などで腹の空くのは同じだが殆んどの競技はもらえないであろう。
11年前の山梨で開催された高校総体に応援(観光・親睦
)に参加した父兄でサントリーのワイナリーでの一枚ですが、右端が監督ですが、中央にはスカウトの為に同行された大学の監督もおられます。私は監督に対しては三年間、個人的な接待は一切してませんでした。学校側も寄付を募るようなことは今日までありません。
学校の総務より明瞭な請求書は大会の都度ありましたが 。
先輩の記録を塗り替えるなど好成績は残せませんでしたが、父兄には全部が楽しい想い出になっています。