
今日、子どもを甘やかせる家庭が増えています。子どもは親の私物ではありません。子どもには子どもの人生があります。親はいつまでも、子どもと共に生きていくことはできません。親には、子どもを社会の一員として立派に責任を果たさせるという義務があります。
現代は親の甘やかしの愛がはびこって、獅子が子を千仞(せんじん)の谷へ落とすような、厳しい愛が欠けているのではないでしょうか。本当の愛とは、子どもが成長したら、社会で立派に生き抜けるように育てることです。
そこで今、ただ子どもを甘やすのではなく、現実の社会の厳しさを子どもに教える、父性の愛が必要とされています。
