タレント知事

　今朝テレビの画面には「The サンデー NEXT」が映し出されていた。ゲストとして宮崎県の知事が出演していたのだが私はこの知事が嫌いである。インターネットで検索して「Wikipedia」を開き調べると詳細を知ることができる。先日判決が下り執行猶予となった音楽関係者、今回は不起訴となり月末からタレント活動を再開するタレント、狂っている日本の経済・政治と同じく国民の心もおかしくなっているのではないだろうか 。知事に関しては宮崎県民の心を疑いたくなるのである。大阪が新型インフルで非常事態、会議を開く様子もニュースに。当然のこと知事がトップに立っている。有事・非常時とはいつ発生するか誰も知りえないが、その時トップが公務ともいえないことで遠距離にいるとすれば県民達はどうなるのであろうか、心配不安にならないのか。
　ゲストとはいえ、ほぼ毎週末は在京ではないのか、おまけにテレビ局である。陳情や公務として交通費などほとんど県民が負担しているのではないだろうか、陳情や公務に要する時間は極一部だと考えられる。知事としての給料よりタレントの収入が多いのではないだろうか、法律にのっとり適正に申告しているというだろうが 。
　■　有権者にも責任があると
　「タレント知事はその存在すべてで、何を公約したかというのは問題にされていない。それはまずい状況だ。格好が良くて無内容の人と、格好悪くて内容がある人とを比較した場合、後者を選ばないと。政治がワイドショー化しているのだ。タレントの生きている世界と全く対照的なのが政治の世界。行政や政治が堕落していくあしき兆候だと思う。隣人が選挙に行くから自分も選挙に行くような人には選挙権を与えなくてもいい」
　■　政党側も人気を利用していないか
「人気ほど不確かなものはない。風によって登場した人は風によって消えていく。（１期４年と短命だった）青島幸男元知事も人気がないことはやる気がなかった。（平成１８年に初当選した）滋賀県の嘉田由紀子知事は、自公民推薦の現職と共産推薦の新人を相手に勝った。風を起こしたのだ。これに対して、人気に乗っかった人は、風の向きが変わると、言ったことと全く違うことをする怖さがある。そのことをタレント知事を選出した県（府）民は分っているのだろうか。県（府）民も風に乗って浮かれているのではないか」
　　　　http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090424/plc0904240823004-n3.htm　　　　より
　別にみたくなければみなければ良いだけの事、しかし４８都道府県知事の中では最低最悪（過去の経歴）ではないかと感じる。視聴率・金儲けだけに、こだわり出演させているメディアも悪いのではないだろうか。過去に現知事に襲撃された「フライデー」の記者達には在京時は十二分に監視して是非スクープ記事を願いたい、それにより辞任してマスコミ・メディアから抹殺されることを私は期待している。