2009年11月7日(土) 21:00~22:51 テレビ朝日 日本海の冬の味覚の王者、越前がに漁が6日、解禁された。福井県内からは越前町や坂井市三国町などから約80隻の漁船が出漁。各漁港には次々とカニが水揚げされ、シーズン到来を告げた。
(みどころ)
冤罪で服役していた過去を持つ異色の弁護士・弁天祐美子の活躍を描く好評シリ-ズ第2弾!
主演のかたせ梨乃を始め、三浦理恵子、賀集利樹、升毅らレギュラー陣に、今回は、酒井和歌子、高橋かおり、遠野凪子をゲストに迎える。
弁天祐美子弁護士のもとに、殺人容疑で警察に追われている女・加山澄江から弁護の依頼が!!澄江は、家政婦として働いていた家の主人を殺害したとして逮捕されるが、澄江は強く無実を訴えて!!誰よりも冤罪を憎む女弁護士…弁天祐美子の活躍を描く。
(あらすじ)
弁天祐美子(かたせ梨乃)は、冤罪で服役していた過去を持つ弁護士。夫とは死別し、中学生の娘・真実(志保)と暮らしている。
ある日、迎えにきた新米弁護士・赤星(賀集利樹)と事務所に向かおうとした弁天のもとに女性の声で弁護依頼の電話が入る。だが、事務所に来てほしいという弁天に、いまそっちに警察が向かっているので捕まるわけにはいかないと、別の場所を指定してきたのだ。
電話を切った直後、弁天のもとに二人の刑事が現れるが、たまたま彼女を訪ねてきたフリーターの南郷志保(三浦理恵子)と赤星の機転で刑事を振り切り、弁天は指定された場所に向かう。
電話の声の主・加山澄江(酒井和歌子)に会った弁天は、彼女が家政婦として働いている家の主人・小笠原忠道(吉満涼太)が今朝方、自宅で殺され、澄江に殺人の疑いがかけられていると聞かされる。
小笠原は、耐震偽装問題で世間を騒がせている建築会社の二代目社長で、つい先日の役員会で社長を解任されたばかりだった。澄江の話では、解任騒ぎ以降、小笠原は人が変わったように妻の華子(遠野凪子)に暴力を振るうようになったという。
今朝、華子の身を心配して早めに小笠原家に行ったところ、小笠原が包丁で胸を刺されて死んでおり、その場に呆然と佇んでいるところに小笠原の友人で元精神科医の新島(北見敏之)とお抱え運転手の松永(丸岡奨詞)が現れて騒ぎ立てたため、怖くなって逃げ出したと澄江はいうのだ。
しかし、なぜ一面識もない自分に連絡してきたのか? 弁天の問いに対する澄江の答えは意外なものだった。澄江は暴力を振るう夫を殺害し、弁天と同じ女子刑務所で5年間服役していたというのだ。そして、弁天が出所後、二度と冤罪を作ってはいけないと弁護士を志したことを知り、ずっと注目してきたという。弁天に関する新聞や雑誌の記事をスクラップしていたと澄江は語り、自分のアパートの部屋を警察が捜索すれば、弁天に連絡を取るだろうと予想するはずだから、弁天の事務所で会うわけには行かなかったと澄江は答えたのだ。そして、夫を殺した過去があるからといって、今回の事件に関してはまったく関係がないと強く訴えたのだった。
澄江の無実を信じた弁天は、警察に疑われているという彼女の弁護を引き受け、一緒に警察に出頭しようと勧める。ところが澄江は、その前に一つだけお願いがあると言い出し、自分の髪の毛を一本引き抜いて、弁天に手渡した。この髪の毛と、小笠原の妻・華子のDNAを鑑定してほしいと言い出したのだ。いったいなんのためにDNA鑑定を行ってほしいのか、弁天にはまったくわからない。
そんな中、弁天はこの事件の担当検事が日暮(升毅)だと知る。日暮は祐美子の冤罪に大きく関わった男で、宿敵ともいえる相手だった。
DNA鑑定の結果、澄江と華子は本当の親子だということがわかるが、それを知った澄江は、突然、小笠原を殺したのは自分だと言い出して、弁天を驚かせる…
久し振りのドラマ出演のようで、私は明日の夜が楽しみです
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越前がに漁解禁 越前町や三国町など
越前町の各港からは5日夜、小型底引き網船と沖合底引き網船の計52隻が出港した。高矢孝祐船長(50)=越前町高佐=の「高砂丸」(19トン)は、6日午前0時過ぎから漁を開始。網には大量漂着している大型クラゲ(エチゼンクラゲ)も入ったが、大きな影響はなく次々とカニを引き揚げた。
午後3時までに26隻が続々と帰港、カニを水揚げすると再び漁へ出ていった。午後5時に大樟漁港で初競りが始まった。
同町漁協によると、初日の水揚げ量は雄のズワイが1470匹、雌のセイコが8万2千匹。帰港する船が少なく全体量は減ったが、1隻当たりはやや多め。競り値は、雄が6500~2万5千円、雌が600~2千円ほど。昨年に比べやや高めだという。
坂井市の三国漁港からは三国港機船底曳網漁協所属の底引き網漁船13隻が出港。6日は11隻が帰港した。ある船主は雄雌とも例年より少なめで、大型クラゲは多いときで一網に50~60匹かかったと話していた。
初競りは午後6時ごろから行われ、県漁連三国支所によると雄が5千~5万5千円、雌が400~3500円と昨年より安値となった。