25日は、学問の神様、菅原道真にちなんだ「天神講」。焼きガレイを食べると学力が向上するとの言い伝えに習い、福井県内の鮮魚店やスーパーでは24日、こんがり焼き上がったカレイを一足早く買い求める姿がみられた。
天神講に合わせて店頭に特設した炭焼き台で、くしに刺した地物のアカガレイを手際よく焼いていった。
「この時期のアカガレイは産卵前で身が厚く、脂が乗っていて一番おいしい」と。炭焼き台に並んだアカガレイからは油がしたたり落ち、香ばしいにおいに誘われるように客が次々と訪れていた。同町内の主婦(40)は「息子がもうすぐ高校受験。言い伝えにあやかり、焼きガレイで栄養を付けて、志望校に合格してほしい」と話していた。同店では、25日は午前8時ごろから約400匹を焼くという。 県内では嶺北を中心に、正月に家の床の間に飾った天神様に、焼きガレイとお神酒を供えてから25日にしまう風習がある。天神講に焼きガレイを食べる風習は全国でも珍しく、菅原道真がカレイを好んで食べたことや、この季節によく捕れ、庶民が手の届く尾頭付きであることなどが理由とされている。
このニュースを読んで最初、「あれ今年は 」と思ったのですが「焼きガレイ」というグルメは明日ごちそうになるのでした。さぞ明日は私に「天神様と
)を料理しなさい(床の間から片付けろ)」と食卓に出るのだと思います
。以前のことになるのですが姪が友達を連れて来ましたのですが友達は掛け軸の菅原道真を誰だかわかりませんでした
。姪は正月に来れば必ず見ていましたから、何も不思議がることはないのですが、私が「北野天満宮の・・・・」と説明したところ納得していました
。
学問の神様である菅原道真公は全国共通して祭られていますが、床の間へ正月に掛け軸を飾る風習や25日に焼きガレイを食べるのは地域により違うようです。明日はグルメの焼きガレイを食べて、後に天神様を料理する日でした 。