日本一短い手紙のコンクール「第8回新一筆啓上賞」(福井県坂井市、丸岡町文化振興事業団主催)の入賞作184通が27日、発表された。今回のテーマは「涙」で、国内外から計4万424通が寄せられた。
大賞には
■ 三重県東員町、住職、冨川法道さん(63) 父(お浄土の父さん)にあてた
「坊主、失格ですね。父さん送る時、泣けて泣けて、お経間違えてごめんなさい」
■ 石川県小松市、小学2年、天池礼龍さん(8) (おかあさんへ)
「なみだがあまくなるようにプリンをいっぱいたべたいな」
■ 福井市、小学5年、森下昭汰さん(11) (自分へ)
「ソフトの試合に負けた。ぼくはかくれて泣いた。なんでかくれたんやろ」
■ 滋賀県、中学3年、淺倉一真さん(15) (Tくんへ)
「もうなかないでください。もういじめません。ごめんなさい。ほんとにごめんなさい」
■ 静岡県富士市、会社員、菅澤正美さん(60) (愛妻へ)
「単身赴任初日の夜、不覚にも涙酒をあおってしまったなり」
同賞は戦国武将、本多作左衛門重次の手紙「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」を刻んだ石碑があることにちなみ、平成5年に「一筆啓上賞」としてスタート。15年から「新一筆啓上賞」にリニューアルした。句読点を含め40文字以内が作品の条件。
坊さんでも親を送るというのは悲しいものなんですね。
大賞には
■ 三重県東員町、住職、冨川法道さん(63) 父(お浄土の父さん)にあてた
「坊主、失格ですね。父さん送る時、泣けて泣けて、お経間違えてごめんなさい」
■ 石川県小松市、小学2年、天池礼龍さん(8) (おかあさんへ)
「なみだがあまくなるようにプリンをいっぱいたべたいな」
■ 福井市、小学5年、森下昭汰さん(11) (自分へ)
「ソフトの試合に負けた。ぼくはかくれて泣いた。なんでかくれたんやろ」
■ 滋賀県、中学3年、淺倉一真さん(15) (Tくんへ)
「もうなかないでください。もういじめません。ごめんなさい。ほんとにごめんなさい」
■ 静岡県富士市、会社員、菅澤正美さん(60) (愛妻へ)
「単身赴任初日の夜、不覚にも涙酒をあおってしまったなり」
同賞は戦国武将、本多作左衛門重次の手紙「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」を刻んだ石碑があることにちなみ、平成5年に「一筆啓上賞」としてスタート。15年から「新一筆啓上賞」にリニューアルした。句読点を含め40文字以内が作品の条件。
坊さんでも親を送るというのは悲しいものなんですね。
