逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



Uターンしてから、小さいながらも自宅の庭にある畑を何とかせねばと行動を開始したのだが、数坪の市民菜園の経験はあるものの、農業の知識は殆ど無い。

近所の人に聞いたり、ネットでの知識でもなんとかなるが、どうせならきちっとした知識が必要だなぁと思っていた。そんな所に塩尻市の事業で、社会人が志学館高校の農業の授業を週二回、2時間受講するという桔梗ヶ原「農」学校プロジェクトがあることを知った。


そんな訳で、連休明けの今日から、年末まで、20名ほどの高校生に混じって、授業を受けることになった。週二回、4時間、50年振りのパートタイムの高校生生活の始まりだ。


塩尻駅から1kmも離れていないのに、学校の実習農場からは遠く穂高岳が望める好立地。


今日の授業は育苗用の土作りと種蒔き実習。


燻蒸した畑土を下に、上に種蒔き用の買ってきた培養土を入れ、小さな種をピンセットでつまみ、種の2~3倍厚の土を掛けて、完成。


発芽促進用のトンネルに入れ、水をたっぷり撒き、温度を30℃にして、1週間ひたすら発芽を待つ。その間、水やりをして、土の温度を下げるようなことはしない。発芽の3要素は「温度、水、酸素」 光は必要ないのだそうだ。実習なので、温度管理のできる温室内の電熱ヒータートンネルを使うが、家庭なら、浴槽の上が最適とのこと。



教室に戻り、今日の復習と次の授業の予習。


丁度50歳年下の高校3年生と一緒に授業を受けるのだが、うまく彼等に溶け込んでいけるか? 50年前のサボり癖が出ないか、、、心配事は尽きないが、楽観的に考えて12月まで取り組んでみようと思う。



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