逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



eーBike化に伴って乗ることが多くなったグレートジャーニー改、冬の間はタイヤはグラベルキング、夏の間はスリックのComfyで運用しようとして、ホイール毎交換して乗っている。グラベルキングのホイールにはMTBディオーレ用の11-32Tリアカセットが付けてある。ComfyのホイールにはGJオリジナルのSRAM PG950 9S 11-26Tを付けていたのだが、e-Bike化でフロントリングが一枚になったGJ、ロー側が26Tでは、e-Bikeとは言え、やはり坂がきつい。しかも大きなギアを入れる為、Bテンションボルトをいっぱいに締め上げ、ディレイラーをギアからなるべく離してあるので、どう調整してもトルクを掛けると歯飛びして困っていた。

ここはやはり、同じ32Tのリアカセットスプロケットにして、ホイールの交換時の調整を不要とすると共に、変速範囲を広げ、坂を上りやすくしようと、9速用の11-32TカセットCS-HG400-9 11-32T を購入。並べるとやっぱり26Tは小さい。


無事にリアスプロケットを交換したら、変速がきちんと決まるようになり、急坂でもギアチェンジの時の歯飛びが無くなった。


これで、また坂を楽して登れそうだ。



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昨日はディレイラーの分解清掃、チェーンの交換、シフトケーブルの交換で終わったグレートジャーニー改の大オーバーホール、今日はまずブレーキケーブルの交換。ケーブルシースが太く、切断面が荒れるので、古いワイヤーをシースに入れて切断する。グラインダーでシース切断面を整形してから取付ける。
ハンドルについていた両面テープを剥がし、ビニールテープでブレーキシースを固定する。


続いて、バーテープを巻いた時、位置がズレないよう、巾5mmの両面テープをハンドルバー沿いに貼り付ける。


綺麗に右側のハンドルにテープが巻けたので、次は左側。こちらは電動アシストのレベル他を変更するスイッチの線も有るので、少し複雑。


ハンドルバーテープが巻けたら、次はリアカセットギアとフリーハブの清掃とグリースアップ。


全部組み上げて、変速性能の確認。ロー側のシフトが少し不安定だったので、ローのディレイラー位置をほんの僅か中心側に寄せる。


チェーンとギアに充分注油して、出来上がりました、グレートジャーニー改のOD8,430kmでの大オーバーホール。


最近のも含めて、今回部品交換したのは、ブレーキシュー、ブレーキケーブル、シフトケーブル、チェーン、タイヤ、バーテープ。分解清掃はディレイラーとフリーハブ、リアカセット。

これからはe-Bikeのグレートジャーニー改に乗ることが多くなるので、もっときちんと整備してあげなくては!!



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最後にやったのは5年前、重たいのであまり乗らなかったグレートジャーニーも3年前のE-Bike化に伴い、年に3,000kmも乗るようになった。先日の大文字ポタで雪中を走ったら、駆動系周りの異音、抵抗の多さ、ブレーキの重さ等々が流石に気になってきたので、5年振りに大オーバーホールに取り掛かることにした。ブレーキパッドはこの間変えたばかりだし、タイヤも交換済、なので今回はワイヤーとチェーンをを準備して。


先ずはリアディレイラーの分解、洗浄。ゴミ、錆だらけだ。綺麗に洗浄し、グリースアップして再組立て。


シフトワイヤーがモーターとハブの間の狭い空間を通っているので、既設ワイヤーに新シフトワイヤーをテープで貼り付け、連結し、


狭い空間を通していく。


続いてチェーンの交換。9速用のCN-HG93。ありゃまぁ、コリャ酷い。チェーンが1コマ半、1.5%と交換目安の倍も延びている。e-Bike化でフロントがシングルになり、チェーン落ちしないのを良い事に、交換を怠っていた罰だね。


新しいミッシングリンクで繋いで、ディレイラーを元の位置に戻して、リアディレイラーのケーブルを取り付けて、今日の作業はお終い。次はハンドル周りをやらねば。



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塩尻市が65歳以上と若者向けに自転車のヘルメットの補助金3000円を出すと言う。


丁度そろそろヘルメットを更新しようかと考えていた所なので、新年早々自転車屋さんに行って、比較的安いヘルメットを購入。


今まで使っていたKabutoのヘルメットより風穴の数が少なく、肉厚が少し厚く、重量も310グラムと20グラムほど重たいが、値段も半分の入門者用のヘルメット。


別にレースに参加する訳でもなく、昔の様に、頭から湯気を上げて坂を登る訳でもないので、これで良いのだ! それに、Kabutoだと頭の巾がギリギリ。冬にバンダナや帽子をかぶってからヘルメットを被ると、少し痛かったのが解消されたので、こちらを被る機会が増えそう。

本日さそく市役所に行き、補助金を申請してきた。



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前回、前ブレーキのシュー交換をサボり、雪混じりの安房峠の下りでブレーキシューの地金が出てホイールを傷付けてしまったのが、2021-10/21のこと。それから2年経ち、まだもう少しはシューが残っているが、予防保全で前ブレーキのパッドを交換した。


交換したのはシマノのM70T4、カンチレバー用のブレーキシュー。



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二年半前に、欧州横断などに十数年乗ってきたグレートジャーニーをe-Bike化した。このほどメデタク走行距離が8,000kmを越えたので、この間の感想をまとめておきたい。前回7000kmを越えた時にも書いたが、TSDZ-2には殆ど故障らしい故障がなく、予想を裏切るパフォーマンスで、友人やこのブログに情報を求めてきた人、十数人にTSDZ-2によるe-Bike化を薦めてきた。



そんなTSDZ-2だが、7→8000kmになる途中で気の付いた、マイナーな不具合が一つだけある。TSDZ-2のクランクとクランク軸は昔風に四角のテーパー軸に嵌めたクランクをボルトで固定しているのだが、このボルト、材質は多分S35C辺りで、少し柔なボルトである。



弱めのトルクで締め上げると、ボルトが緩み、クランク軸の所で力を入れて漕ぐたびに異音が発生する。かと言って、強いトルクでギンギンに締め上げると、ズルズルと締まっていき、ボルトが伸びている雰囲気で、あまり締め上げると引きちぎれるのではないかという感じだ。本当はSCMあたりの高強度のボルトに替えればよいのだが、私の場合、今の所丁度良い塩梅のトルクを見つけて締めてある。

さて、この間のグレートジャーニー改/TSDZ-2の感想なのだが、一言で表すと、グレートジャーニー改は「タイムマシーン」である。タイムマシーンなんて実現不能、この世の中には存在しない、、、、と思う方が大半なのだろうが、グレートジャーニー改は、


①体力の落ちた70歳台の私を、40~50歳頃に走っていたのと同じ速度、距離、そして何より同じフィーリングでサイクリングを楽しませてくれる。
②私より20,30歳若い、巡行速度30km/hで走る人達と一緒にグループライドをするなんて、夢のまた夢だったのに、20歳若返って、一緒に走れるこの楽しさ。
③心肺機能がついて行かないので、もうあきらめていたヒルクライム。信州には美ヶ原、乗鞍、王滝、渋峠、白馬、、とヒルクライムの聖地が沢山あるのだが、そこを体にダメージを与えることなく、20歳若返って、余裕を持ってヒルクライムを楽しむことができる。





そう、グレートジャーニー改/TSDZ-2は私を50歳に引き戻してくれる、まさに「タイムマシーン」なのだ。

 



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東京に行くついでの新宿散歩でY's Road新宿店に寄ってみた。目的はY'sで売ることになったホンダの電動アシスト、スマチャリ、Rail Active-e の実物を見ること。

写真で見ると、ミッドドライブの電動アシストで、クランクやギアそれに駆動モーターは私の組み立てたグレートジャーニー改に使用したTongsheng TSDZ2に非常に良く似ている。どういう電動アシストなのかを確かめる為、Y’sに出かけたのだ。


発表されていたスペックだと、電池は10A-hだが、随分と小さい。何か特殊な電池を使ったのかと???に思っていたのだが、実物を見て、判った!


このスマチャリ、36V-10Ahではなく、24V-10Ahの電池なのだ。
重量が20kgを切り、価格も22万円とお手頃、しかもホンダのお墨付きとなれば、売れるのではと思ったのだが、、、、、
安いクロスバイクに非力/安い電池を取付け、ホンダのネームを使って何とか利益を確保しようと言うホンダ若手社員スピンアウトの事業計画だね。
これでは、航続距離は120km、獲得標高は1200m位しか行かない中途半端なスペックだ。予備バッテリーを持って出掛けないと長距離やヒルクライムは不安になるね。

ただ、私的にはTongsheng TSDZ2のモーターを使ってくれたことは大変ありがたい。これで、私のグレートジャーニー改も、「ホンダのスマチャリと同じモーターで、バッテリーが1.5~2倍のやつです。」と簡単に紹介できる。それに、24km/hでアシストが切れる制御になっているとは言うものの、法律論的には私のグレートジャーニー改は「改造することが容易でない構造であること」では無い為、グレーゾーンの電動アシストなのだが、ホンダのスマチャリが売れれば、少しは堂々とグレーの非常に薄い、ほとんどホワイトの合法電動アシストと主張できそうだ。

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  e-Bike化を考えている方へのご参考
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① e-Bike化キットのTongsheng TSDZ2 を選んだ理由とデーター概要

② ドライブモーターの取付け

③ コントロールユニット、センサー、スイッチの取付と配線

④ e-Bike化一年後、走行4000km時のインプレッション、感想他

⑤ 友人のトレックカーボンバイク電動化の記事






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2021年4月にトルクセンサー付き、日本の法規に適合させることができる電動アシスト化ユニットTongshen TSDZ2 をグレートジャーニーに取付け、E-Bike生活を楽しんでいる。最初の1年では4000kmも走ったが、2年2ヶ月経ってようやく走行距離が7,000kmを越えることができた。

この間、エレメカのトラブルが全く起きていない。購入時には覚悟していたC国製ユニットにつきものの不具合/不都合が全く無かったことは特筆すべきで、これは大いに褒めてあげよう。


私は次に遠出することも考え、少し走った後でも電池をフル充電するようにしているので、充電回数は140回ほどと多くなっているが、今の所、性能低下の兆しは見られず、購入時と同じ、フル充電で電圧41.6~41.7V(4群10セル直列なので、単セル当たり4.17V)をキープしている。
但し、C国製の電池に全幅の信頼を寄せるのは危険なので、今も充電するのは屋外で、電池を金属箱の中に入れ、充電時間をタイマーで数時間に制限し、注意して充電している。



TSDZ2を巡って、最近の情報では、Tongshengが特許争いでBafangに負け、TSDZ2がアマゾンやAliexpressで入手しにくくなっているらしい。製品の出来としてはBafangよりもTongshengの方が自然なアシスト感が得られるトルクセンサー方式で、技術的にも優れているし、日本の法規にも適合させやすいのに、残念なことだ。

以下ウェブ記事引用: September 2021: Bafang has sued Tongsheng for patent infringement. Bafang has won this lawsuit, therefore the Tongsheng TSDZ2 officially can’t be sold on big platforms like Aliexpress and Amazon anymore. Because of this, it can be hard to find sellers of the Tongsheng TSDZ2 on these platforms. Sellers on Aliexpress and Amazon now don’t use the official name anymore to avoid getting their listings removed by the platforms.

また、日本の法規適合に関して、読者から質問があり調べた所、TSDZ2は日本モードで法定のアシスト速度24km/h以下とする設定ができるのだが、法規には「改造することが容易でない構造であること」という所で引っかかり、きちんと日本の規制値に入るように設定して乗っていても、機材自身は違法というグレーゾーンにあるのが悩ましいところだ。

とは言え、それなりの自転車整備に関する知識や工具を持ち、チャレンジ精神旺盛な方には、何とか愛用の自転車のe-Bike化にチャレンジしてほしいとも思う。既に私のブログを見て挑戦された方が何名か居るし、製品化されたe-Bikeの数分の一の値段で、自分好みの電動アシストスポーツバイクを手に入れられるのだから。


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  e-Bike化を考えている方へのご参考
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① e-Bike化キットのTongsheng TSDZ2 を選んだ理由とデーター概要

② ドライブモーターの取付け

③ コントロールユニット、センサー、スイッチの取付と配線

④ e-Bike化一年後、走行4000km時のインプレッション、感想他

⑤ 友人のトレックカーボンバイク電動化の記事


 



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垣根のバリカン刈りをしていたら、中山道ライド中とおぼしき方が写真撮影にSTOP。一声かけて自転車を見ると、BESVのJG-1じゃないですか?数分遅れで到着した方は、Specialized のMTBのe-Bike。


これは話が合いそうと、わたしのグレートジャーニー改を取り出してきて、試乗してもらう。


予備電池を持って走行中のお二人に、自作のグレートジャーニー改の航続距離の長さを自慢してしまった。



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5/4に新品のタイヤ、パナレーサーのコムフィーに交換したグレートジャーニー改で桑崎に出かけた。グラベルの林道で後輪がパンクしたのだが、

①パンクが緩やかに圧が減るのではなく、チューブが破裂するプシューと言う音と共に瞬時にパンクした。
②ひと気の無い山中なので、そそくさとチューブ交換をすませてすぐ走り出した。
③新品のタイヤ、チューブに空気圧も4Barにしてあったので、

そんなに早くパンクするのは、私の技量不足で、タイヤ交換時に下図のように、タイヤとリムの間にチューブを咬ませたか、



チューブが腸捻転を起こして、チューブが破裂したのだろうと、勝手に想像し、何時もならする、チューブのパンク場所からタイヤのパンク位置を割り出し、釘などの異物が無いかの点検はせず、すぐに走り出した。
帰宅後、後輪を点検して、驚いた。これだよ、もうすこしで、タイヤからチューブが飛び出し、破裂するところだった。


山道の砕石を敷いた道路で、轍に落ちた時、鋭い砕石の角で、タイヤの弱い部分であるサイドウォールを切ってしまっていた。しかも浅い傷ではなく、ナイロンコードまですっぱり切れている。
このチューブが膨らんだ所を石でこすったら、即パンクだったよ。予備チューブはもう使ってしまっていたので、持参のパッチと接着剤でチューブを修理して、タイヤには内側からガムテープでも張って帰らねばならない所だった。
反省すると、いくら寂しい林道とは言え、基本動作であるタイヤ点検をすべきであった。また、シティーユースを想定している薄皮タイヤではなく、オフロード用のタイヤをはめてあるホイールと交換して出かけるべきであった。

幸い、タイヤはもう一本買ってあったので、早速良品タイヤに交換。




ただ、たった40kmしか走っていないタイヤを破棄するのは、、、、
で、修理にトライ。幸い、先日交換した古いタイヤがあったので、そこから4cmほどタイヤのサイドウォールを切り出し、


サイドカットをおこしてしまったタイヤの内側から接着。


さらに表側のナイロンコードが切れて穴の開いた所にはゴム系接着剤を塗布。


修理個所を引っ張ったりしてみたが、充分に強度がありそう。次にタイヤを交換する時、4Barでなく、6Bar位の高圧力を一時的にかけ、タイヤに変形が無ければ、4Barで使えそうな感触である。



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写真は無いけれど、先日バースト寸前になったグレートジャーニー改の後輪タイヤを交換しておいた。多分2年ほど前、OD2500km位の時に交換したので4000km位で交換となったもの。
続いて、2006年に買ったまま、未だにタイヤ交換をしてなかった、サンスターのタイヤも交換。


このタイヤ、走行距離はそれほど無く、トレッドも残っていたのだが、10数年の年月で劣化していたのに先日気が付いていた。


ご近所散歩用なので、安いタイヤで我慢。

4/24午後、トウモロコシ24個所種まき後、潅水。鳥に穿られないようにネットを敷いておいた。



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私のTongshengのTSDZ2でe-Bike化されたグレートジャーニー改を見せた所、これは良さげだと、彼の所有するトレックのカーボンバイク7.9FXのe-Bike化にチャレンジし、写真を送ってくれた。

基本的にカーボンバイクはブラケット周りがアルミバイクより大きいのと、モーターユニットの固定であまりネジを締め付けられないので少し心配したが、うまく完成し、多いにe-Bikeライフ=電動入り=殿堂入りを楽しんでおられるようで、推薦者としては一安心している次第。

クランクを外し、ベアリングブラケットを取り外したトレック。やはりブラケット周りが大きい。



TongshengのTSDZ2をそのまま組み立てようとすると、ブラケットと干渉して、挿入不可能!
干渉しているTSDZ2側をヤスリで削り落とし、ようやく組み立てられた!


そして、カーボンバイクなので電動ユニットの周り止めとして、チェーンステーのYフォーク部分に大きめの自作プレートで軽く固定する。(ここは周り止めなので、あまり強く締める必要は無い)


電動化ユニットとブラケットの間の隙間は最小なので、リアディレーラーワイヤーはワイヤーシースを使ってすこし横に配置。配線の余長を車体に縛り付けてほぼ完成。


電池も私の電池より細長く、右から見ればモーターは見えず、あまり電動アシスト自転車とは思えないルックスになった。


カーボンフレームなので、総重量は私のグレートジャーニー改の18.5kgより軽い18kgで仕上がったとのこと。電池も36V-11Ah、モーターは何と500Wと強力なので、少し位荷物を載せても、急坂もへっちゃらのe-Bikeに仕上がったようだ。

ご参考:モーターユニットの図面



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10年使っていたSpecializedのMTB用サイクリングシューズがボロボロになってきた。密林を覗いていたら、¥4,450でダイアル/ワイヤー締めのビンディングシューズが売っており、感想も、この値段にしては良く出来ているとの事だったのでポチしてあった。

SPDのクリートを付け履いてみると、底がゴムではなくプラ板でかなり剛性があり、力が良く伝わりそう。重量もマビックの靴より軽いし、日常履きに、これは有りだと思う。
ただ、SPD/SPD-SL対応でクリートはむき出し。なので歩く時にクリート部が地面に当たり、舗装路では大きな音がするし、滑って転ぶ可能性も高い。そこで以前やったカチャカチャ鳴らないビンディングシューズ改造と同じように、靴の底にゴム足を付けることにした。


ペダルと干渉しない位置にゴム足をネジ止めし、


さらに、ゴム足をホットメルトで接着強化して、クリートがゴム足より引っ込むようにした。


これで、舗装路を歩いても、カチャカチャ音がしないし、滑って転ぶ可能性も減ったビンディングシューズが出来上がった。あとはこの安物靴が何年持つかだなぁ。



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この所、遊び回るのに忙しく、記録しておく暇が無かったが、1ヶ月前にTongsheng TSDZ2 でe-Bike化したグレートジャーニー改が1周年を迎えると共に、オドメターが4000kmを越えたのでこの間のインプレッションをメモしておく。


① 当初心配したC国製のユニットを自分でポン付けして10年前の自転車をe-Bike化した場合、色々問題が発生するだろうと考えていたが、それは全くの杞憂であった。

② この一年で不具合らしいものと言えば、アシストレベルを急速に変更した場合、CPUが追随できず、コントローラーがフリーズすることがあったが、実用上そんなに急速にアシストレベルを変えることは無いので、まったく問題にならない。また心配した走行距離が延びるに従って、ギアが磨滅するとか(現に交換用ギアが売っていいる)、電池が消耗するとか(既に数十回充放電を繰り返したが、性能低下は認められない)の不具合は一切無い。きわめて安定して自然なアシストをしてくれている。

③ 350Wのミッドモーター、36V 10.4Ahリチュームの電池は私の1回のサイクリングを完全にカバーしてくれており、過不足はない。但しリチューム電池の特性上、そして電池ケースが外気にさらされているため、寒い信州では冬場の充放電能力は2,30%低下する。(いずれにせよ、昼が短く、寒い冬にそんなに走らないのでOK)
アシストレベルを1/4の最低にして、尚且つ真面目に漕ぐという前提で、満充電で夏なら平地で200~160kmは走れるのが、真冬は150~120km程度の走行可能距離となる。
ヒルクライムでは、夏は乗鞍の三本滝⇔平湯峠往復の獲得標高2000m弱をこなせた。



所が厳冬期になると、急速に獲得標高は低くなり、雪の上高地~安房峠では1400m程度に低下してしまった。(寒いので人力の入力が減りアシストが増えることもある。)


④ グレートジャーニー改のコントローラー、VLCD5は電動アシストのモードとして日本モードと欧州モードを持っている。日本の法規に厳格に従うには日本モードにして、アシストが効く上限を24km/hに、15~24km/hのアシストは漸減にしなければならない。しかし欧州モードであると、電池の消耗は若干大きくなるが、25km/hでもまだアシストがあるので、25km/hでの巡行が非常に楽になる。私は一応日本モードにしている。

⑤ e-Bikeがあると、平地での30km/h以上の高速巡行を楽しむ筋力のある若いローディーに、ずっとついて行くのは無理があるが、速度の遅い=アシスト量が多いヒルクライムに於いては、若者に混じってヒルクライムを楽しむことができる。また、自力のみではもうセンチュリーなんて走る気にならないが、e-Bikeなら160km位は走っても良いかなという気分になる。夏場、ロードだけに乗っていた時は、どうしても無理をして走り、熱中症になりかかったり、走行後数日間疲労が抜けず、体にダメージが残ることも多かったが、e-Bikeだと無理をすることが無くなり、体へのダメージは格段に軽減された。逆風の時や坂道の時は躊躇なくアシストレベルを1段階上げられるので、足の関節への負荷、ダメージも明らかに低減されている。

⑥ e-Bike化のおかげで、この1年、自転車で走る範囲が随分と広がった。ただ、重量が重たいのだけはどうしようもない。ロードなら気ままに走って、終点で列車輪行という手があるのだが、20kg近い自転車を列車輪行で運用する自信はない。遠くに遠征の場合、どうしても車載輪行となってしまうので、出発点と終着点が一致せねばならないのが玉に傷。

⑦ パワーメーターなどで測ったわけでは無いので、あくまで私の感じなのだが、アシスト1/4で80W、2/4で160W、3/4で240W、4/4で320W程度のリニアなアシストが働いているような気がする。電池容量は36V*10.4Ah=370Whなので、最弱の1/4のアシストレベルにしていれば、数時間(実際には常に80Wアシストではなく、自分の力で走っているので)から10数時間走り続けることができる。


と、グレートジャーニーのe-Bike化は予想以上の成果をもたらしてくれた。願うらくは、この幸運が数年続いて欲しい所だ。

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  e-Bike化を考えている方へのご参考
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① e-Bike化キットのTongsheng TSDZ2 を選んだ理由とデーター概要

② ドライブモーターの取付け

③ コントロールユニット、センサー、スイッチの取付と配線




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この所の雪道走行で自転車が随分と汚れている。気温は2℃と低いけれど、お風呂の残り湯でCayoちゃんとグレートジャーニー改を洗車、拭き取り、注油した。
折角なので、自分用のクリスマスプレゼントに買って、タイヤを取り付けてあった、フルクラムのレーシング5ホイールをグレートジャーニー改に取り付けることにした。今までのシマノのホイールと古いブロックタイヤさんありがとう。


新ホイールは11速用なので、9速用のスペーサーを入れて、スプロケット組立。



新ホイールを取付てスピードセンサー用のマグネットを付けようとすると、マグネットの背が高すぎてセンサーと干渉してしまう。新ホイールはワイドリムでかつスポークも3mmほど外側に張られているのが原因のようだ。センサーの台座を削ってみたり、もう少し背の低いCatseyeのマグネットに交換してみたが、隙間が1mm位しかなく、スピードの検出が不安定である。
e-Bikeでは車輪の回転を読めなければ、アシストが効かない設計になっているので、速度センサーのマグネットは必要不可欠である。安定した速度検出とマグネットがセンサーにぶつかるのを防ぐ為に、ここは背の低いマグネットホルダーを作ることにした。幸い、ダイソーの薄いネオジウム磁石がストックにある。



ネオジ磁石を挟み、スポークに止めるSUSケースを作る。スポークを挟む鉄板にM3のタップを立てて、



スポークに新旧のマグネットを付けて見れば、3mmは背が低くなった。


寒いので、家の前でのテストのみだが、安定して速度検出ができ、きちんとアシスト力のコントロールもできている。


翌日、確認の為、近所をテスト走行する。以前のホイールより転がり抵抗が少なくなった感じがするが、プラセボ効果かもしれない。



タイヤも黒一色の35Cブロックタイヤから、赤の32Cセミスリックになったので、ちょっとスマートになったかな?

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 グレートジャーニーのTongsheng TSDZ2
 による電動アシスト化の他の記事はこちら
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