今日は近場で峠を2つと思い出かけた。空には高い雲があるものの、山の方角はぎりぎり雲が切れている。定番の穂高連峰遠望。だいぶ雪が解けてきた。
塩尻市街から、塩嶺高原別荘口まで高低差200mを25分かけて登ってきた。ノロノロではあるが、一応足つきなし。
勝弦の村の向こうに中央アルプス方面を望むも、山には雨雲で霞んで見えず。南の方は雨みたいだ。
緑のジャングル、森の中に赤いポスト。単なるオブジェかと思ってポストの横を見たら、毎日5時頃に郵便物の回収に来ている本物の郵便ポストだ。
その訳は、ここがディズニーランドほどは有名ではないが、一応農業/動物テーマパークのチロルの森の入口隣の森だから。でも、今日は定休日だった。
近くの日本の土真ん中に寄ってみると、木製の碑が石碑に代わっていた。
日本の中心を主張する場所は沢山あり、ここからほど近い辰野町や高ボッチにもたしか、中心の碑があったはず。ここの良い点??は標高が960mなので、ここを訪れれば、苦労ゼロなのだそうだ。
案内板によれば、山道を20分も歩けば塩嶺王城パークラインにでるらしい。パークラインのダウンヒルは楽しいので、押し歩きで登ってみましょう。
良い感じの登山道。全くひと気は無いが、道が綺麗に整備され、木々の間から、アルプスや松本市街がちらほら遠望できる。またハイカーが居ない時なら、MTBで下るのに丁度良いシングルトラックだ。
塩嶺王城パークラインに出て、少し下ると、標高1000mから穂高を眺められるスポットに到着。
やはり下界から眺めるより少しでも標高が上がったほうが、前山に邪魔されず、良い姿に見える。
パークラインの長い下りを楽しみ、小野の町へ。コンビニで弁当を調達して、十数年しか使われなかった古中山道の江戸より59里の一里塚でボッチランチ。
牛首峠に向けてノロノロと登っていく。谷の上部、飯沼の人家も途絶えた標高900mを越えたあたりに、最後の水田がある。気温も低いので、ようやく田植えが終わった所だ。
登ってきた牛首峠への小野、飯沼の谷。右手向こうに古中山道の小野峠が見える。
登りに登って、標高1000mを越えて来ると、古中山道の60里塚は草の中に埋もれていた。
牛首峠到着。飯沼の集落へ供給する水源、湧き水の余り水を頭から被りクールダウン。
桜沢への下りはガードレールのほとんどない曲がった道。沢に落ちないよう、スピード控えめでくだる。
桜沢まで下ってきたら、廃品回収/販売所あり。売り物ではないが、最後の車検が平成30年のマツダの三輪トラック。まだ走れるんだ。
国道19号は最近トラックの爆走がすごいので、申し訳ないが歩道を走らせてもらい、日出塩、本山経由で帰宅。
距離は40kmと短かったが、押上歩きを含む峠巡りで楽しい一日だった。走った/歩いたのはこんなコース。地図のダブルクリックで詳細表示。