1/21㈰大雪注意報も出る中、凍てつく信州から逃げ出し、暖かい所へと中部縦断道路を経由して、伊豆へ。10年前には、修善寺から雪の土肥峠を自転車で越えるのに苦労したけれど、思っていたよりも時間は掛ったものの、順調に土肥到着。早速土肥金山に向かい、金を掘ろう。
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ここに金山があった事など知らずに来たのだが、佐渡金山に次ぐ大規模なものだった、土肥金山。坑道も長い。
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掘り出した金塊を持ち出そうとしたが、触ることはできても、警戒厳重の上、250kgと重すぎてとても持って逃げられそうにない。
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さて、金山見学も終わり、外に出るとまだ1月と言うのに満開の桜が迎えてくれる。
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河津桜ほど有名では無いが、河津桜の一ヶ月も前に咲く土肥桜。
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あいにくの曇り空で、なかなか良い写真が撮れないが、桜祭りの準備が進む庭園にて。
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まだ手前の梅が半分しか開花していないのに、土肥桜は満開だ。
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勿論、信州とは平均気温で数度差がある伊豆のこと、アロエなども元気に咲いている。
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その内、雲が切れ、青空が覗くと、下向きに咲く土肥桜、青空に映えるね。
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土肥桜が河津桜ほど知られていないのは、多分その発見が河津より遅れ、土肥桜が植えられている本数が少ない上、まだ若木が多いせいではないだろうか? 何しろ、土肥桜で一番の古木(スポーツ公園横)とは言え、この程度の太さなのだから。
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一通りの桜見物は終えて、今日の宿、旅人岬横の「頬杖の刻」へ。
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たった10室しかないホテルで、冬の閑散期の割引料金であったことも有るかもしれないが、このホテルは大当たり、1.5諭吉で、フレンチのフルコースの食事付き。
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そして、眼前に広がる駿河湾に沈む夕日を眺めながらの貸切露天風呂は最高。
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部屋にも小さな露天風呂が付いていたので、夜遅くにも波の音を聞きながら、ゆっくりお風呂に浸かれる幸せ。
西伊豆の早い春を満喫した一日だった。