5/31㈮無料だったので、松本でD・アトキンソン氏の講演を聞く。
上記は市民タイムスの記事、講演会は撮影禁止だったので、以下は私の現場でのスマホ打ち込みメモ
***生産人口の推移と経済成長****
日本の生産人口世界最高水準から最低水準へピークは1995年86Mから2023年は50Mへ、
供給は技術革新でUP可能、でも人口減少下で消費は?
人口減少は阻止出来ない。人口メディアン年齢1964年24、2024年49歳
支出のピークは52歳。子供大学卒業時。今後高齢化に伴い急速に支出が減る。労働参加率ももう上がりようが無い。44Mも労働人口が減る。移民でも無理。
薄利多売(10%安く売れば20%多く売れる)から多利少売(20%高く売って10%売上減少)の時代へ。原価低減ではダメ、付加価値を上げるしかない。
生産性=kX物的資本X人的資本X全要素生産性
日本の生産性は3流、イタリア以下、東欧なみ、だから頑張ればどうにかなる余地あり??
唯一の希望の光だが、日本的なるものに阻まれて、生産性UPが困難。
人的資本、物的資本はOECD内で若干劣るだけ、3倍駄目なのが全要素生産性:低生産部門から高生産部門への資源の再配分による効率性の向上が必須。
かっての輸出大国が、輸出しない国になってしまった日本。
日本のGDPの16%が輸出,ドイツは40%。生産性が低いのは中小企業。人口減少の中で中小企業は淘汰されざるを得ない。女性の給与は男性の55%と異常、米国なら83%(差分は職種差でほぼ説明出来る)北欧は100%。人的資本は社内教育不足。