3年前の骨折もあり、できないでいた西穂高独標の慰霊登山に5年振りに出掛けた。
??ツメクサ??の向こうに笠ヶ岳が聳えている。
独標には、もう多くの同窓生他が集まっているようだ。
着きました、6度目の独標。
同窓生十数名、在校生も同じくらいの人数、総勢40名弱で慰霊、黙祷を行う。
今井さんが、亡くなった11名が残された我々の絆を非常に強いものにしてくれているとの話に、そうだなぁと強く思った次第。
早くから登っていた諸君が下山した後、一人独標に残り、天気も良いのでゆっくり昼食をいただく。せっかく持ってきた、アルコールバーナーでコーヒーを淹れ、四十数年前のことを思い出しながら、穂高岳を背景に瞑想にふける。
さあ、後は一人で下山。下りでは右足骨折後のバランスが心配だったので、慎重に丸山まで下りてきた。

その後、西穂山荘からは2時15分のロープウェイに間に合わせるべく、駆け足で登山道を下る。だいぶ昔の感覚が戻って来てはいるものの、やはり、負荷をかけると右足が痛い。
2時12分頃、この便最後の乗客をなり、先行して下っていたグループに追いつき下山。
新穂高温泉の無料露天風呂で汗を流し、慰労会の予定されている松本の「しずか」にむかったのであった。
5年前より確実に体力は落ち、右足も痛くなったが、同級生と一緒に慰霊登山できたのは、何よりであった。