自作核シェルターの電源として考えると商用100V電源は絶望的と考えた方が良い。
我が家には太陽光3kWがあり、地震などの災害時でも自立電源として冷蔵庫なども動かせるので、従来はこのAC100Vが第一の非常用電源と考えていた。しかし、核爆発時には太陽光は壊れるかもしれない/修理に屋根に登れば被爆するし、しかも昼しか使えない。
AC100VとしてはHonda のHippo EB550 エンジン発電機もあるのだが、いろいろ考えて、短期の非常用電源として、12V鉛蓄電池を使うことにした。取り出せる電力は500Whと非常に小さいので、核爆発直後の1日2日は最小限の照明とHEPAフィルター付換気システムを時々動作させるのみで計画した。常時はAC100V⇒DC13V電源からLEDランプと換気システムを駆動すると同時に、12Vシールドバッテリーを充電しておくようにする。万一100V電源が停電した場合は蓄電池からの電気供給で小さなLED照明と換気システムは動かし続けることができる配線とした。(バッテリー60B24≒50Ah ファン3W+LED0.2W ∴ 50X12/3.2=187.5h=7.8日もつ計算)
照明は必要最低限な常夜灯として、0.2Wの自動車用LEDを自作のケースに入れ、天井に付けた。まあ、これのみでも昼なら身動き可能。夜は眠りの邪魔になる明るさではない。
シールド畜電池の容量にも限りはあるし、調理や作業をする時にもっと明るい照明や他の機器も使いたいので他の12Vバックアップ電源も準備した。以前勤務していた会社の引っ越し時に、不要として廃棄される所をもらい受けた未使用のPC用のLiイオン電池。公称10.8Vだが無負荷時は12Vの出力がある。この電源にDC→ACインバーターやDC→DCコンバーターを接続して、スマホやラジオなどの小容量の機器も充電したり、LEDランプを点灯することができる。3000mAhが3本+α=10Ahあるのでそれなりに役に立つだろう。
中長期的12V電源: 核爆発後3日位になれば、放射線レベルも少し下がり、自作核シェルターから隣の地下ガレージまで線を敷き、プリウスから12Vの供給を受けることができる。非常電源としてのプリウスは非常に頼りがいがある。スタンバイモードでは、プリウスの電池レベルが低下すれば、自動でエンジンが回り、プリウスの電池をフル充電し、その後エンジン停止となってくれる。
供給できる電力も100W程度と大電力を必要とするヒーターや冷蔵庫、電子レンジは無理だが、USB機器、PC、12Vバッテリー充電は可能で、DC12V⇒AC100Vのインバーターを使えば、逆浸透圧製水装置を含むかなりの100V機器を動かすことができる。
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追補 その後、電源として小さな太陽光パネルを試すもXと解かった。
そこでバッテリー倍増後、プリウスから電源取ることとした。
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DIYにも飽きたので、2時過ぎからGJで自転車活動。日暮れに鴨居に帰ってきたが、残念ながら富士山は見えず。