経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

関心事。

2008-12-18 09:09:17 | ひとりごと
当然ですが、経営者とお話しする機会はもの凄く多い。

その中には創業者もいれば二代目三代目など立場は様々です。
同様に業績もいろいろあります。

それでも話していて“楽しい経営者”には共通点がいくつもあります。

まず、間違いなく“明るい”です。
当たり前のようなことですが、一緒にいて暗くなるような人とはコミュニケーションが進みませんね。

なんだかあの人と話をすれば「何とかなっちゃう気がする」雰囲気が漂っている人は会話もやはり楽しいです。
“業界の愚痴”を言いながら自分が“被害者”になっている人は、それ以上の会話が進みません。

紳士服の仕立て屋さんとお話ししました。
<ストーリー1>
紳士:「市内ではうち1軒になっちゃいましたよ。」
more:「そうなんですかー(相手の様子をちょっとうかがう)」
紳士:「大変な時代になっちゃいました。」
more:「そうですね~。」
紳士:「・・・・・・・」
more:「・・・・・・」

<ストーリー2>

紳士:「市内ではうち1軒になっちゃいましたよ。」
more:「そうなんですかー、それは良かったですね~。」
紳士:「?どうしてですか?」
more:「市内で1番ってことでしょ?」
紳士:「そう言われればそうですが…。」
more:「競合が減るってことはビジネスチャンスですよね。」
紳士:「でも寂しいですよ。」
more:「いい紳士服を仕立てて販売することがご商売ですよね。」
紳士:「そうなんですが・・、業界は“厳しい”です。」
more:「・・・・」


お気楽で、濡れ手に泡みたいなビジネスが長続きするでしょうか?
自分の商品にしっかりと自信を持ってお客様に喜んでいただく努力をするという極めてシンプルな行動が“商売繁盛”の王道でしょうね。

世の中は変化いしていくのです。
お客様は変化していくのです(自分の消費者の立場で行動を振り替えれば随分と変わってきていますよね)。

お客様の望むことをしっかりと察知をして半歩先を行くことが大切ですよね。止まっていちゃ先へ行けませんね。

頑張ってお客様にお褒めのコトバをいただければ疲れも一気に吹き飛びますよ。
お客様が喜んでいる顔をイメージして毎日を過ごしてみましょう。
思わず「ありがとうございます。」が出ますよ。
ほら、こちらも嬉しい顔になっていますよ。




昨日から(金曜日まで)中小企業大学校瀬戸校です。
経営指導員と一緒に勉強していますが、楽しいですよ。
ありがとうございます。