経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

チームの力。<3,931本目>

2012-03-31 07:30:00 | ひとりごと
世界卓球(女子)団体戦準々決勝をたまたまTV観戦した。

5人で一つのチームを作り先に3人が勝った方が勝利だ。

実は物心ついた時に自宅に卓球台があり、
まだ卓球台の上に顔が出るか出ないかの身長の頃から卓球を楽しいんでいた。

その後、小学生に上がりサッカーに夢中になり
中学時代にはいろいろな部活もやり
高校に入ってからテニスを始めた。

(ちょっと話がずれました、卓球団体戦の話です。)

TVをつけた時ちょうど日本が2勝していて、
「あと1勝」と王手をかけていたのだ。

「2勝零敗なのだから後3人のうち誰か一人は勝つだろう。」
とのんきにTV観客席では思ってしまいます。

3人目の選手もゲームカウント1-1と白熱していたが
1-3で負けて4人目で、第一試合で勝利を挙げた“愛ちゃん“が再登場。

ここでは俄然期待をしてしまう。

ファンは勝手だ。
断片的にしか知らない卓球の勝負を、
スメ[ツ新聞的に自分勝手に予想をしてわがままに予想をする。

残念ながら負けて
2勝2敗の中で最終試合へもつれこんだ。

ココでも“19歳の将来のエース“が頑張って手に汗握る熱戦だ。

ゲームカウントも
0-1
1-1
1-2
2-2
と一進一退なのだ。

そして最終ゲームもまさにどちらに転んでもおかしくない展開。

卓球は先に11点取った方がそのゲームを取れるが、
10-9とマッチャCントを迎える。

「あと1本」たった一ャCントだ。

ココで、10-10のデュースとなる。
先に2ャCント連続して取った方が勝ちだ。

見ている方の緊張も高まるが、
やっている方はそれ以上のプレッシャーの中で戦っている。

先行して11-10。またまたマッチャCント。

緊張のラリーが続くがここで追いつかれて
11-11。

またデュース。
12-11、一本リードでまた、マッチャCント。

相手も必死だからそれぞれの集中力が伝わってくる。
ココからまた同点に追い付かれる。
12-12。

こんな状況では相手がどうしたこうしたではなくなってくる。

アスリートならわかると思うが、
勝負は自分の内面との戦いなのだ。

あ~、12-13。
初めて相手にマッチャCントを握られた。

そして、12-14。
残念でした。

見ていても悔しくて悔しくて・・・。

でも19歳の将来のエースにとっては次への大きなステップになりました。

負けたコトを次に活かすのが成長です。

勝つことは大切で必要です。
チームとしても負けましたが、
それぞれがベストを尽くした結果であり、
そこまで個人がチームのために頑張れたのもチームの力。

自分に与えられた責任以上の力を出させてくれるのもチーム。
一人では出来ないことを生み出すことができるのチームの力。

ビジネスシーンではそれぞれの役割をはたして
お客様にお役に立つのがチームワークなので同じなのだ。

個々の力をしっかり磨きあげなければ、結局大きな力も出てこない。
独りよがりではなく
目的や目標をお互いが理解しながら進むことが大切なのだ。

過酷な練習やトレーニングをしているアスリートたちからは
多くのことを学べる。

日本女子卓球チームありがとう!













雨@大荒れ。
週末の寒暖激しい中落ち着いて来てくれてありがとうございます。






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アイディアの宝庫。<3,930本目>

2012-03-30 07:42:00 | ひとりごと
商店主が動き出した。

岡崎が発祥の地とされる「まちゼミ」。

商店主が先生役となって、
自分の取り扱っている商品をお客様に説明するのだ。

まだ入ったことがないお店にその”ゼミ”をきっかけに来店していただき、
お店に親しみを持っていただこうという趣獅セ。

そんな動きは全国に広がりつつある。

その中で豊橋のお隣の浜松でも動き出している。

日野はその浜松にもかかわっているのだが、
その勉強会以外に
商店主たちが自主的に「事後勉強会」を開いた。

誘い水は日野が出したのだが、
その意図をしっかりと幹事さんが理解をしてお世話をしてくれたのだ。

この、「人のお世話をする」ということも実はとても勉強になるのだ。

会場として参加商店主の一つの飲食店で開催されたのだが、
その熱意がスゴイ。

日野的には「課外講義」と呼んでいるのだが、
そこでの会話が、”商売人”の顔を表し始めているのだ。

もともと商店が売れなくなったのは
商売魂の欠如だと感じていたのだが、
まちゼミをきっかけにお客様との距離が縮まり
改めて商売の面白さに気が付いたようだ。

とても歓迎する出来事だ。

そこでは、飲んで騒いでいるだけではなくそれぞれに悩みも出てくる。

それを聞きながら、どんどんとヒラメキが起こる。
さらにそれをアイディアに仕上げていく。

何気ない会話でも、整理をして頭をフル回転させれば一つの方向性も見えてくる。

そんなお手伝いが日野は得意だ。

でも、それは商店主がきちんと「勉強会へ出席した」というアクションが支えていることを見逃してはいけない。

じっとしていても何も解決しない。

自らが成長のために動き始めてからが勝負なのだ。

勝負をしていなければ勝ち目もない。











晴@TBC、暖か。
あっという間に週末だよねーって感じで来てくれてありがとうございます。




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ちょっとした時間でヤル気満々。<3,929本目>

2012-03-29 07:22:00 | ひとりごと
“気のおけない仲間”とあえて呼べる人たちがいる。

それは30代から70代までの
中小企業診断士になってから知り合った人たちだ。

大先輩もいれば、二十年来のお付き合いの方もいる。
反対に数年のお付合いの人もいる。
男性も女性もどちらもいます。

ビジネスのあるテーマについての勉強会のメンバーなのですが、
ココに参加する人たちが凄い人たちばかりなのです。

かと言って勉強会の中味は、堅くはなくとてもソフト。
しかしながら、内容は鋭く本音だから真剣そのものだ。

お互いの意見に対して、自分自身が責任を持った発言をする。
そして、まさにディスカッションが始まる。

答えは、ディスカッションでのプロセスの中で生まれてくる。

決して“模範解答“を導こうとしているではなく、
本来の“発見”を生み出すのだ。

そこでは交わされる何気ない言葉の一つ一つに
大いに刺激になる会話が弾む。

その時間が実に心地いい。
なぜ、こんなにも立場や経験が違ったメンバーでこんなにも気持ちよくなれるかとふと考えてみた。

すると一つのことが浮かんだ。
それは愚痴や不平不満の話やコメントがないことだ。

それは、我慢しているわけではない。
愚痴や不平不満などを「あーでもない、こーでもない」
と言っていること自体が不毛だと知っているからだ。

だから、楽しいのだな。
なかなか、仕事で出会った仲間でこうはいかない。

現在のメンバーはお互いに利害がないといえば無いが、
それ以上にそこにはお互いが認め合って
尊敬の念を忘れていないからだ。

尊敬できる仲間が近くにいることが、自分にも誇りになる。

全幅の信頼を置ける仲間との時間は過ぎるの早いが、
中味もとても濃い。

イイ出会いが自分を成長させていることを実感する。

たくさんの人たちから、まずは会って話を聞こう。

春本番を前に、そんな出会いが期待できるいいシーズンになってきた。

ヤル気を芽吹かせろ!













晴@風なし。
コートが手放せなくても、気持ちは軽やかに来てくれてありがとうございます。



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季節の変わり目。<3,928本目>

2012-03-28 08:19:00 | ひとりごと
3月下旬となっても気温がなかなか上がらない日も続きます。

それでも確実に季節は変わっていきます。

寒い暑いも過ぎてしまえばそれぞれの季節が訪れ、
一年が過ぎていきます。

その変わり目は、やはり体調を好調に維持するのも大変だ。

環境の変化に体が追い付かないということだろう。

その変化を敏感に察知して
”先回り”が必要となる。

ビジネスで言えば、それがまさに商売の準備なのだ。

変化してから売り場を作っていたのでは遅すぎる。

予測をして売場を作るのだ。

実は、1年サイクルで見てみればお客様の行動にあまり大きな変化はないことに気が付くだろう。

微調整はもちろん必要だが、
基本的にはお客様は大きな変化を持って行動をしない。

むしろ”今まで通り”の行動をする。
あまり冒険をする消費は多くない。

売場に変化を持たせたり、
お客様に対しての新鮮な情報を提供することはもちろん必要だが、
自分のお店の基本中の基本を備えることが大切だ。

季節が変わるからこそ、
その変化に対して”変えない”考え方を確認するのだ。

でも決して、ひとりよがりにならないようにね。










晴@平年並み。
新年度の動きが始まりつつ来てくれてありがとうございます。


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25歳の店長。<3,927本目>

2012-03-27 08:31:00 | ひとりごと
お気に入りの飲食店があります。

25席ぐらいの小規模の居酒屋なのですが、
そこがかなり居心地がいい。

もともと日野はアルコールが弱いので
ガブガブ、グビグビ飲むタイプではない。

それでも、“飲めるお店“は嫌いではないのです。

最初にそのお店に行った時はスタッフの一人でした。
そのスタッフからしばらくして店長へ昇格したのです。

スタッフの時から、
帰り際にはお店の外まで出てきて、元気な声でお見送りをしてくれたのです。

その姿が自然でとても感じがいいのです。

大袈裟でも押しつけがましくもなく、
まるで、友人が来た時に別れ際が名残惜しいような雰囲気なのです。

店長になってからも元気の良さは変わらないのですが、
お店での仕事ぶりを見ていて感心するのは、
学生などのアルバイトをしっかりと“教育”していることです。

仕事を教えながら、接客なども教える。

アルバイトは全員本当に元気がいい。
大きな声で返事をするし、明るくテキパキと仕事をする。

そんな時間が酔っ払い客には心地よいBGMとなる。

何より、どんなに忙しくてもその店長は“ニコニコ“しているのです。

忙しくて慣れないアルバイトがいて手が遅いと、
ついついイライラしてしまいがちです。

それが顔に出てしまうことは少なくないと思うのですが、
いつ見てもそんな顔をしていない。

チェーン店には決して出来ない対応です。

日野がここ数年強調していることが「個店主義」です。
まさに個店が際立っている飲食店です。

「このお店ならまた行きたい!」って感じるお店なのです。

この店長がお店をまた出したら日野は必ず“常連”になりますね。













晴@気温上がりきらず。
明るい日差しと明るい気持ちで来てくれてありがとうございます。

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