経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

出前ミニイベント。<3,236本目>

2010-07-31 06:28:00 | ひとりごと
名古屋駅、名鉄の改札口前では時々いろいろな商品のミニ催事をやっています。

限定のお菓子(スイーツ)であったり、米粉で作ったパンなどです。
どちらかと言えば、商品としてはあるのだが、“あまり知られていない商品”という感じだ。

今回目にしたのは、名古屋市内ではメジャーなホテルの「パン」でした。
ホテルにはカフェがあるので、自家製パンをもともとレストラン内でも提供しています。

それを“わざわざ“私鉄電車の改札前まで持ってきて、社員をつけて販売しているのです。

客単価としてはしょせんパンですから一人当たり数百円です。
一日に何個売れるのだろう?などとすぐ考えてしまいながら見ていました。

結局一日の売り上げは大したことはないのです。
それでも、“ホテルのパン”の認知度を上げるには効果があります。

次のお客様につなげるためには意味があります。
マイナーなお店や小規模事業所がイベントをやるのではなく、
ホテルが実施しているのです。

なんだか“なりふり構わず”って印象もないことはないですが、
しっかりと、お客様に食べていただき評価していただくにはいい場面です。

積極的に出ていく会社はどんな状況でも出ていきます。
様子を見てじっとしていて、いい結果が生まれることはありません。

「“費用対効果”を考えて」と言っている人はほとんどが、何も動いていません。
それは、短期的に見れば効果なんて表れてこないからです。

日々の積み重ねでその企業の評価は作り上げられていきます。

小さくても“イベント”をして、何かきっかけを作って、お客様に知っていただき、買っていただき、ファンになっていただく。

何だっていいのです。

暑い今動かなければ、“寒すぎる”秋冬が待ち受けます。
仕込んでくださいね。










晴れ33度予想@大府創業塾2日目(午後からmoreメソッド前半)。
土曜日、月末にも来てくれて、ありがとうございます。




商品しか買えない。<3,235本目>

2010-07-30 06:19:00 | ひとりごと
メーカーは“新製品”開発に力を入れる。

今までのお客様にどうやって新しい製品を買っていただくか、
機能や性能をアップさせて日々努力している。

メーカとして“いい製品”ができることもしょっちゅうですが、
それが売れるとは必ずしも言えません。

お客様は製品を買うのではなく、自分に合った”商品”を買うのです。

作り手の考えをまとめたものが製品であり、
お客様の考えをまとめたものが商品です。

ある“商品開発”でのミーティングで、経営者と担当者とのディスカッションがありました。

どうしても製品よりの発想になってしまいがちでしたが、
小売、サービス業が得意の日野としては、

常に“お客様の視点”で意見を出していました。

っで、その時にひらめいて、ネーミングをして
“商品”ができました。

後はこれをどうやってたくさんのお客様に知っていただくかのプロセスに入ります。

「お客様が買ってくれるものが“いいモノ”」という問題意識を持つと
ディスカッションも進みます。

アイディアは、ひとりの考えだけでは貧弱になりがちです。
真剣に、広く、柔軟に考えることがヒット商品の入り口となります。

この時に出来上がった商品のお披露目は、
もうしばらくしたらお伝えできそうです。










雨@駒ヶ根→豊橋。
7月終盤になりましたね、変わらずに来てくれて嬉しいですよ。
ありがとうございます。


社内の空気。<3,234本目>

2010-07-29 07:00:00 | ひとりごと
いろいろな企業にお邪魔させていただいているので、その企業の違いも良く見えてくる。

お店があれば、その会社の表情はお店に“すべて“表れている。
明るいとか暗いとか、楽しいとかドキドキするとかは、
陳列していある商品一つ一つがメッセージを発しているのだ。

商品を大切に扱っているお店や販売員がいれば、
そこはお客様も大切にしている。

それをお客様が何気なく感じるのだ。

だから、そんなお店は繁盛する。

事務所でも同じだ。
訪問させていただいた時に、こちらが事務所全体にあいさつをすると
全員がこちらに注目してくれて、明るくそれでいてさりげなく挨拶を返してくれる会社は、
やはり心地いい。

細部に自然に心地いい空気が流れているのだ。

それで、その好機はだれが作っているかといえば、やはり経営者となるだろう。

社内に経営者以上に会社のことを考えている人はいない。

経営者の空気がそのままお店や事務所の空気となって表れているのだ。

経営者に学ぶ姿勢がなければ、結局いくら社員教育や研修に出しても浸透しないのだ。

先日訪問させていただいた企業は、社長が“ざっくばらん“を装いながら、とても社員さんを信頼しているのがわかる。

それがいい空気が流れてくる要因なのだ。

そんな企業とご縁ができると全力で応援したくなるのだ。
経営コンサルティングをしていてめぐり会う、一番の醍醐味だ。

いい経営をして、お客様にたくさん喜んでいただく世の中が、楽しいですよね。











雨@駒ヶ根出張。
気温の差が激しいですがとにかく体調に気をつけてね。
雨でも暑くても来てくれてありがとう。


お客様の評価。<3,233本目>

2010-07-28 05:55:00 | ひとりごと
ある企業の経営診断が終了した。

診断にあたってはチーム編成をして、リーダーを決め役割分担を行った。
現状ヒヤリングから競合店調査、

マクロ環境からミクロ環境まで詳細にリサーチをしながら問題点を抽出し、課題をあぶりだしていく。

問題点が整理できてから課題の設定と改善提案の仮説をディスカッションする。
その際に必要なャCントは一つ。

思い込みによる仮説を立てないということだ。

現状把握の際には事実をキチンと事実として認めて整理することがコツである。
各種リサーチに関してもいつもありがとうございます。診断メンバーにアドバイスする点は

「“手足”を使え!」である。

自分の足で現場や関連個所を回り、見て聞いて考える。
自分の手でテータを整理して加工して分析する。

診断先だけに“お役に立つ“ことを考える。
これを貫けば自ずといい診断と提案ができるのである。

結果、診断先からの評価はとてもいい評価をいただくことができた。
診断先にも感謝をしなければいけませんが、診断チームのメンバーの“汗”が結果につながったこととなります。

しっかりと汗をかくことがやはり必要なのです。

じっとしていてもジワジワ汗が出る季節ですが、
自分から汗をかいたことは必ず自分への評価となって返ってくるのです。











真夏日@TBC参加。
セミの鳴き声も一番元気な時期にアナタの元気な笑顔を運んでくれて、ありがとうございます。


麦茶がうまいんだなぁ~。<3,232本目>

2010-07-27 07:59:00 | ひとりごと
もともと、アルコールは強い方ではない。
もっとも飲みに行く機会はとても多いし、その場にいる時間もとても長いのだが“飲んだくれる”コトはまずありません。

夏のビールもとてもおいしそうですが、子供のころから好きだったのが
「麦茶」!

麦を大きなやかんに入れて沸かして、それを冷蔵庫で冷やす。

遊びから帰ってきて飲む時は氷なんて入れずに、ゴクッゴクッ、ガブガブと飲む。
口からあふれ出しながらも飲む。

プッふぁぁ~、って感じです。
大人のビール気取りでしょう。

そんな、“沸かしてから飲む麦茶”なんてめっきり見かけなくなったのですね。

麦の香ばしさを感じながら、汗をかきながら飲む麦茶、
うまいです。

アイスコーヒーもいいけど、冷えた麦茶も夏を感じていい気分です。

暑いからこそ実感できる季節感を楽しんで、ささやかなひとときも持ちましょう。










猛暑日@窓口相談。
元気で回りを明るくして来てくれて、ありがとうございます。