経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

ユニクロの戦略。<4,024本目>

2012-06-30 05:27:00 | ひとりごと
イギリスのロンドンで開催されているテニスのウインブルドン大会。

ウインブルドンで着用するテニスウエアは「白が基調」という伝統がある。
その姿は、清々しい印象でとても好きだ。

そして男子ナンバーワンシードの
ノバク・ジョコビッチ選手のテニスウェアにも注目だ。

ユニクロのテニスウエアを着用していたのだ。

今年から、ユニクロがテニスウェアに進出して、
日本テニス界のエース錦織圭選手が着用しているのは知っていたが、
ジョコビッチ選手までとは知らなかった。

もうこれで世界中のテニスファンには、
「UNIQLO」が知れ渡った。

昨年のニューヨークの五番街に出店した時も話題になって、
今年3月にニューヨークへ視察に行った時も人気店だった。

消費財で世界戦略が着々と進められている。

選手が着るウェアは“広告塔”の意味ももちろん持つが、
日本のメーカーではなくユニクロのような流通業者
(正確には「SPA」)が
世界を相手に商売をしているのだ。

(「SPA」とはSpeciality store retailer of Private label Apparel」の頭文字を組み合わせた造語で、製造から小売までを統合した最も垂直統合度の高い販売業態のこと)

テニスラケットに注目しても、
クルム伊達公子選手が使っている「YONEX」(ヨネックス)も日本のメーカーだ。

今は本社が東京にあるが、もともとは新潟の豪雪地帯のメーカーだ。

ちなみに日野のラケットもヨネックスだ。
プレースタイルもクルム伊達公子風?(^_-)-☆

プロプレイヤーなので、
いろいろなメーカーの広告塔になっているのは当たり前だが、

選手だけではなく、
日本国内のもともとは中小企業が
世界を相手にビジネスで勝負しているのは喜ばしいことだ。

もしウインブルドンをこの機会に見る機会があるのなら、
ウエアやラケットなどにもちょっと目を向けてみると、
新しいビジネスの閃きもあるかもしれない。

日本人男子選手として3回戦に進んでいる
錦織圭選手のベスト8への期待も高まる。

相手は上位シード選手だが(錦織選手は第19シード)、
勝負には可能性が必ずある。

大いに応援する!
チャレンジだ。
自分へのチャレンジだ!












晴@雨の心配なさそう。
月末になった土曜日に、シャキッと来てくれてありがとうございます。




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負けてもスゴイんです。<4,023本目>

2012-06-29 07:19:00 | ひとりごと
テニスのグランドスラム大会の一つ
ウインブルドン大会がロンドンで白熱中だ。

日野は幸運にも1999年にナンバーワンコート、
2000年にはセンターコートで観戦した経験がある。

当時は女子のグラフ選手やヒンギス選手、
男子ではアガシ選手などを手に届くような距離で見ることができた。

杉山愛選手も現役で活躍していた頃だ。
伊達公子選手は世界ランキング4位で1995年に現役引退をしている。

オリンピックイヤーでもある今年は、
男子のエース錦織圭選手をはじめ3人、
女子もチャレンジ復活したクルム伊達公子選手を始め
やはり3人の合計6名の日本人が本選出場だ。

クルム伊達公子選手を録画で観戦をした。

全仏オープンで痛めた左足ふくらはぎの調子がかなりひどい状態だった。
試合前から動ける状態でないことがわかる。

試合後わかったことだが、ドクターストップもかかっていたということだ。
試合中は痛々しいぐらいの状態だが、
それでも随所に見せるショットは、
「さすがっ!」とうならせるものばかりだ。

それは、今までの練習の積み重ねから生み出される件p的な美しさが漂う。

「体が持つ限りやる!」と言う試合後のインタビューを見て、
自分たちはそこまでの情熱と根性を自分のビジネスに注いでいるだろうか?

テニスを学び、体を鍛え、技術を身に付ける。

これは自分のビジネスを学び、
経営能力を鍛え、
商売の技術を身に付ける努力をどこまでしているか?

テニスの試合はどちらかが勝ちどちらかが負ける。

負けたたら次のことを考えて、
新しいことを始めるのだ。

ビジネスもその繰り返ししかないな。

全仏オープン2012年チャンピオンの第2シードであるナダル選手が
世界ランキング100位の選手に負ける波乱もある。

100位の選手だって、常に上を目指して狙っているのだ。

勝ち残っている日本選手は錦織圭選手が3回戦に進出している。

日本人初の第19シードもついているのでぜひとも頑張ってほしいと
しっかり応援のエネルギーを送るよ。











晴@暑くなりそうだね。
週末、月末、来月に向けて勢いつけて来てくれてありがとうございます。

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“経営”の勉強は続く。<4,022本目>

2012-06-28 08:00:00 | ひとりごと
毎月開催して、100回(つまり9年)以上続いている勉強会に
「みかわ経営革新塾」があります。

もともとは(岡崎)商工会議所のセミナーで出会った商店主たちが
「これからの経営に“勉強”は欠かせない。」
「自分たちで企画して勉強しよう!」という
高く、強い志で始まりました。

その“講師役”として日野もひと肌もふた肌も脱がせて頂いて、
ずーっと“皆勤”しています。

そこでの内容は、
日野からの一方的な話しだけではなく、
参加者が自分の会社の事情をオープンにするところから始まります。

毎月の自社の業績(売上)をメンバーに継続的に公開するのです。
もちろん守秘義務が出来る人たちばかりなので心配もありません。

自分の会社の問題点や課題を議論にあげることで、
メンバーから具体的なアイディアがどんどん出てきます。

それぞれの意見は、決して他人事ではなく
自分のこととしてとらえて発言をします。

だから、言葉や内容は“容赦なし”です。

でも、そこがホンネの部分であり、
消費者の声であり、答えなのです。

それがわかっているからこそ続きます。
そして業績がどんどん上がってしまいます。

「(不透明な時代だから)どうしたらいいかわからない。」と
もっともらしく言う経営者がいますが、
そんな人は間違いなく、
勉強もしていない、本も読んでいない、セミナーにも出ていない、人のアドバイスを素直に聞けないのです。

今まで、「これなら絶対に儲かる!」という話が
長続きしたケースがあるでしょうか?

将来の事がわからないと嘆いている人は、
「将来が見えた!」という時代を知っているのでしょうか?

誰がやっても簡単にできる事なら自分がやる必要はありません。

経営者は“自分勝手”にやればいいのです。

売れなければそれも経営者の力。
スタッフがついてこなければそれも経営者の力。

もちろん多くのお客様に喜んでいただければそれも経営者の力。

その力をつけるために勉強は楽しくいつまでも続きます。













曇@午後から雨模様予報。
いいテンションを持ち続けて来てくれてありがとうございます。

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成功と失敗。<4,021本目>

2012-06-27 06:59:00 | ひとりごと
失敗しない新規ビジネスプラン作成講座」【主催】 豊橋市(愛知県)
が始まった。

ここ数年来開催されている講座だが、
日野スタイルというかゼミ形式を多く取り入れているので、
じっくりとしたビジネスプランを検討が出来る。

もちろん「moreメソッド」もガンガンやる。

過去のこの講座の受講生は、
地元(豊橋を中心とした)東三河ビジネスプランコンテストで
毎年最優秀賞や特別賞などのタイトルを受章している。

毎週月曜日の5回シリーズであるが、
その時間確保がなかなか経営者は取れない。

それでも、その時間を割いてくるだけの事は参加者から意欲を感じる。

その意欲が行動となる部分が大事なのだ。

「なぜあの人は成功したのか?」
こんな命題をついつい追求しがちである。

追求すること自体は悪くはないが、
成功した人は、振り返ってみた時に初めて“成功”だと気が付くのだ。

もちろん成功を目指すわけだが、
その途中では成功の認識を持つことはなかなか簡単ではない。

逆に言えば、ひたすら目標に向かっていった結果に成功があったと初めて気が付くのだ。

では失敗とはどんな時か?
失敗と感じた時にそこでやめてしまえばそれで終わりなのだが、
成功までの途中という認識であれば、
それは失敗と考えなくてもいいのだ。

成功のために必要な“出来事”だったのだ。

これも、実は失敗に直面したときは落ち込み、
もうこれからどうしよう?
と不安やモチベーションが下がるかもしれない。

でもそれも一時的なものだと自分に言い聞かせて、
次の行動へ移るのだ。

移れなければ、それは「実力」が無いだけの事だ。

それは仕方がない。

練習すれば、
オリンピックを目指せば、
誰もがオリンピックへ出場できるわけではないのと同じだ。

ただ、その目標へ向かった努力は決して人生の無駄にはならない。
努力をサボればたいした人生は得られないだろうけれど、
無駄な時間は人生にはないのだ。

どの時間を過ごすかは自分でコントロールできる。
成功も失敗の認識も自分で実はコントロールしているのだ。

いくつになってもチャレンジもできるし、
楽しむこともできるのだ。

前へ、進んでいこう!













晴@傘いらないね。
週の半ばの水曜日はちょっと一息つきながらネジを巻き直して来てくれてありがとうございます。


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願かけ?<4,020本目>

2012-06-26 06:57:00 | ひとりごと
友人で「禁酒」宣言をしている人がいる。

もともと日野は、晩酌の習慣もないし、
宴席に出席することは多いが、
ビールは飲めないので、ちょっとだけ他のアルコールを飲むことがあるだけだ。

だから、取り立てて禁酒をしなくても、日野の場合は全く問題ない。

でも日ごろからお酒を“友”としている人にとってはきっと辛いことなのだろう。

その辛いことをなぜやるかと言えば、
その先にはもっと楽しい事が待っているからだ。

ただ、単に待っているだけでハッピーはやってこないが、
何らかの自分の“自制”を課す事が、
自らのモチベーションにつながるのだ。

アスリートでも、
納得するまでの練習をしないと試合に臨めないと聞く。

実際には納得行くまでの練習を積んでも
勝利に結びつくとは限らない。

それも当り前のことだ。

ただ、気持ちを整理するためにも
少しだけ行動を変えてみることはいいことだ。

あるテーマについて意識がそこの集中している事になるし、
自分を見つめる機会にもなる。

“ちょっとだけ無理”ぐらいの事を3ヶ月とか半年とか、
目標達成までの1年間と化せってしてみるといい。

そしてそれを親しい友人知人に話してしまうのもいいだろう。

たったそれだけで、目標達成できるのなら
古典的な方法ではあるがやってみるだけの価値はある。

そんなことすらやらない、
その余裕もないようなら、目標なんていつになっても達成できない人になり下がる。













曇@窓口相談。
曇ってはいますが心は晴れて来てくれてありがとうございます。





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