経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

慣れろ。<2,816本目>

2009-08-31 08:18:00 | ひとりごと
今までにやったことがないことをやるのはとても大きなパワーが必要だ。

今まで通りに進めていた方が手順も何もかもわかっているので簡単なのです。
どうすれば楽にできるかを知っていれば、手抜きだってできてしまう。

でも、その“ツケ”は後になってから大きな代償となる可能性が高い。

「できるとからやる。」

これも一見素晴らしい響きを持った言葉であるが、よくよく観察してみると
チャレンジをしていない場合が多い。

できないことはあらかじめやらないのである。

時々、セミナー受講生に皆様にあらかじめ言うことがあります。
それは
「(参加しているテーマについて)わからないから受講しているのですから、わからない(知らない)ことが分かるようになるようにしてくださいね。決して“わかったふり”をしないようにしましょう。」

自転車に初めて乗る時は練習をします。

それでも転んで膝を擦り剥きます。
慎重にやっても必ず何回かは転ぶのです。

補助輪をつけていますが、やがてそれを外す時も来ます。
何度も練習すればスイスイと乗れるようになります。

「慣れ」が必要なんですね。
ただ、それは「習うより慣れろ!」とは違うのです。

実は一番いいのは
「習ってから慣れろ!」なんです。

結局、勉強しないでいると遠回りになっています。










台風がお近づき。
月曜日じゃん、来てくれてありがとうございます。


現地視察。<2,814本目>

2009-08-30 08:10:00 | ひとりごと
成功事例をたくさん研究する。

MBAのカリキュラムでも「ケーススタディ」はとても重要な勉強スタイルだ。
テキスト上に書かれている情報をもとに経営戦略などをロジカルに整理して、今後のマーケティング戦略を練る。

その戦略について参加メンバーとディスカッションをする。

ディスカッションの中から自分の発言と相手の発言の違いを感じながら新たなアイディアを目覚めさせる。

その繰り返しが、脳を鍛えるのだ。

行ったことがない、体験したことがないことを紙面上で経験するのだ。
その経験はできるだけ多い方が脳の活性化にはつながる。

だから、テキストだけではなく「現地(現場)へ(視察)行く。」というのは最も刺激的な学習方法なのである。

2008年に日経MJ(日経流通新聞)のトップ記事に掲載された、「平翠軒」。
“個人商店”にもかかわらず、全国的に人気の食料品店です。

そのコンセプトは?
その狙いは?
その戦略は?

経営者である森田社長からもお話を伺えます。

そんな贅沢な学習を満喫して参加者の皆様とさらならバージョンアップを目指します。










ちょっと曇り@岡山経営革新塾2日目です。
夏休み最後の日曜日に来てくれて、ありがとうございます。



自&他。<2,812本目>

2009-08-29 08:28:00 | ひとりごと
手紙の最後に
「どうかご自愛ください。」と添えることが多い。

「自愛」とは
1 自分を大切にすること。自分の健康状態に気をつけること。
3 自分の利益を大事にすること。利己。
(以下略、Yahoo!辞書より)

自分を大切にしてくださいと相手を思いやっているのです。

それに対して
「他愛」とは
自分のことよりもまず他人の幸福や利益を考えること。愛他。利他。
(Yahoo!辞書より)

こちらも自分よりも相手を思いやっているのですね。

自分のことが精一杯で他人にのことなんて手や考えが回らないと考えてしまいます。

でも、他愛のない会話の中から相手にご自愛いただく場面も少なくないのです。

「まずジブン。」と随分と長い間思っていましたが、ここ数年その考えがずいぶんと変わってきたジブンを発見しています。

moreな魔法のコトバもかなり影響しているのかも知れません。


講演会やセミナーでのビジネスシーンで「どうやったら相手のお役にたてるのか?」ばかりを考えています。

その習性でしょうか、“他愛のあるコメント”が増えてきました。

なんだかジブンでも嬉しい気持ちが芽生えています。

このブログ「moreなひとりごと」は他愛もないことを綴っていますけどねぇ~。










午後から岡山ですよ。
あっという間の土曜日に来てくれて、ありがとうございます。