経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

選択肢。<5,751本目>

2017-05-31 07:07:00 | ひとりごと
自社の業績が良くないときに、
「業界が落ち込んでいるから…」とか
「競争が激しいから・・」とか言いがちです。

同業他社と同じことをやっていては、
体力勝負になってしまい中小企業では太刀打ちできません。
いかに他社や大手と“差別化”するかはいつも言っている通りです。

そしてもう一つ認識してほしいことが、
「お客さまにとっていくつもの選択肢があるからこそ自分のお店にも来てくれているだ」ということです。
他社があるから実は差別化できるのです。

自分の会社やお店しかなければ
お客さまにとって選択の余地もありませんが、良さもわかりにくいのです。

つまりお客さまに「選んでいただけるお店」をいかに作り上げるかのです。
だからもっともっと「お客さまは誰?」
を意識する必要があります。

お店都合や会社都合で繁盛したことはありません。

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疑うところ。<5,750本目>

2017-05-30 07:52:00 | ひとりごと
30年、50年、80年と続いている会社がある。

創業精神を踏襲しつつ、
それぞれの時代の変化に対応していかないと企業は成り立たない。
そして時間が経てば経つほど、
その業界にどんどん染まっていくこととなる。

業界そのものが悪いわけではなく、
業界の常識が自分のビジネスの常識になってしまうことが浮「のだ。
つまり、お客さま目線が薄くなることなのだ。

自分たち(売り手)の都合に商売がなってきてしまうと、
お客さまは敏感に感じ離れていく。

そうなってからでは手遅れの場合が多い。

まず、今やっている
日々、何の疑問も持たずにこなしている仕事をきちんと見直して、
ある意味で疑ってみることだ。

当事者ではなかなか客観的に見ることができないのであれば、
第三者の目で見てもらうことをお勧めする。
ちょうど健康診断みたいなものだ。

自覚症状がなくても検査をしてみれば
問題点が発見できる、または優れた点も再認識できる。

経営者は、自分がやってきたことを
神経質ぐらいビクビクとしながら確認する時間があってもいい。

世の中は一瞬たりとも止まっていることはない。
常に変化しているのだ。
今すぐ時計の針を見てみよう。
動いているよね?

「このままでいいのか?」
自問自答できる経営者は成長の余地がある。

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作り上げる。<5,749本目>

2017-05-29 08:15:00 | ひとりごと
moreなオフィス
「ホワイトテラス」を更にリノベーションしています。

そこで大工さんを始め、電気屋さん、外壁屋さん、クロス屋さんなどの職人さんたちの動きを興味深く見ています。

そこには、
今までなかったものをカタチにしていく「技」があります。

「ゼロ」から「イチ」を作り上げていくプロセスを垣間見ることができます。

お仕事でお客さまとの関係で
時間を積み上げて信頼を練り上げることも全く同じです。

最初はゼロなんですが、
それがお互いの理解の深さとともにいい関係を築き上げていくことが大切です。

リノベーションが完成するのが待ち遠しいです。


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集中強化。<5,748本目>

2017-05-28 08:11:00 | ひとりごと
オリンピック選手やアスリートが試合を想定してその前に合宿はする。
プロ野球でも、シーズンが始まる前にキャンプインをしてレギュラーシーズンに備える。

いずれも自分の種目を集中的にこなして、
自分の体をその競技に対応できるようにする。
シーズンが始まってももちろん練習はするが、
普段にはない練習量をこなすことで、体をいじめ、
負けない、へこたれない体を作るのだ。

この集中的にトレーニングするということが大切で、
質を高めるために量をこなすのだ。

今月に入ってから、
日野は週に3回テニスをすることがある。
基本的に週に1回か2回だったのだが、先月一か月できなかったこともあり集中して取り組んでいる。
考えてみるとこの25年間でこのペースでテニスをしたことはない。
しかも体は加齢により確実に劣化している。

だから、体のあちらこちらが痛い。
でもその痛みこそが劣化を防いでいるのだと認識している。
あと一か月ぐらいはこの集中強化をしようと思うが、
「無理をしない」こととと同じくらい
「無理してでも」というタイミングはある。

無理しないばかりの楽な方向へ行ってしまうのは、
成長できないのだ。
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瀬戸際に本領が出る。<5,747本目>

2017-05-27 07:05:00 | ひとりごと
スイスで開催されているテニスのジュネーブ・オープン
男子シングルスの準々決勝で
世界ランキング9位の錦織圭選手が登場した。

今回の参加は来週から始まる全仏オープン直前のツアーだが急きょの参戦だ。
ランキングは下であるが身長2メートルの選手相手に3本のマッチャCントをはね返し逆転勝ちだ。

スコアは
2≠U
6≠S
7≠U
だ。

ファイナルセット
4≠Tで
0≠S0と絶体絶命のピンチ。

テニス経験者ならわかるが、
9割方の選手はここで負けるだろう。

そこから挽回してタイブレークまで持ち込み逆転勝利だ。

追い込まれて瀬戸際になったときに
超一流選手は強いし負けない。

落ち込んだりくじけたり、一喜一憂している場合ではないのだ。

錦織圭選手の魅力はここにもある。

準決勝では同じくファイナルセットで負けてしまいましたが、
来週から始まる全仏オープンに期待しましょう!
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