寒いですね。名古屋の最低気温もこのところ、氷点下を記録してます。
我が町「碧南」も温暖な気候とはいえ、ここ数日の朝の挨拶は「よう冷えましたねェ」と。
数年前、私は碧南の消防署に行って、過去の最高最低気温の記録を戴いて来ました。全国ほとんどの消防署で気温と湿度の測定記録が閲覧できます。興味のある方はご自身の町の消防署にお尋ねになるとよろしいかと。
やはり、地球温暖化のためか、年々暖かくなってますね。冬の最低気温もかっては氷点下の日が、1月2月は半分近くの年もありました。でも、最近の冬は、氷点下の日は数日です。特に何時ぞやの暖冬と言われた年は一冬で1~2日しか氷点下の日は無かったと記憶してます。
でも、氷点下といっても、それは室外(百葉箱)での話。皆さんが実際お休みになる寝室は一体どの程度の最低気温を示すのでしょう。
7年ほど前、最低・最高温度計を買ってきました。
この温度計は、店舗内で最も寒いと思われる二階への昇り口に、設置してあります。写真では分かりにくいと思いますが、この日の最低気温は9℃あたりを示しています。もちろん夜間、暖房は切ります。最高気温は暖房をしてますから、22℃を指しています。 最も寒いこの時期で、室内の最低気温が9℃以上。思った以上に暖かいのです。
昨年は、店舗の倉庫内での最低気温を調べました。シャッターを開ければ、外気が容赦なくはいってきます。倉庫ですから、コンクリートの土間です。そんな、倉庫内でも、昨年の最低気温はほぼ、8℃、一日だけ6℃の日がありました。
私たち爺と婆の寝室は、エアコン以外の暖はありません。起きている時はエアコンは使用しますが、寝る時はもちろん切って休みます。
婆は羽毛の合いふとんと足元だけにプラス肌ふとんです。個人差はあると思いますが、この最も寒い時でも、爺は羽毛の肌と合い掛け、「二層式羽毛ふとん」は使っていません。寝相が悪いので、二層式羽毛ふとんはかえって隙間風が入り易く寒いのです。爺はセミダブルの肌ふとんと合いふとんを着ているのです。
余談ですが、特に若い方に「二層式羽毛ふとん」を販売しようものなら、後で苦情を戴くことにもなりかねません。「暑くて寝れん!」と。実際過去に、ニ層式の羽毛ふとんを販売して言われたことがありました。
ツインダウン(合い+肌)を薦めるのは、春になれば、厚い羽毛ふとんは不要となるからです。合いふとんが必要となります。そして、合いふとんを使用する期間の方が実際長いのです。 (爺の場合、春と秋で約6~7か月は合いふとんのみ、そして冬は合い+肌ですから、合いふとんを使っている期間は一年のうちおよそ9ヵ月となります)
もちろん、寒い地区の方には二層式羽毛ふとんは良いでしょう。だが、極寒の地の方はたぶん、夜間でもストーブを消さずに24時間暖を摂っているので、以外に合いふとんの方が良いかもしれません。
皆さんの地区はいかがですか?そして、皆さんはどうお休みになってますか?地区によっても、また、個人個人の寒がり度によっても、寝具は違ってきます。あなたにとっての最適な寝環境は何でしょう。気持良く、暖かくなさい。・・・・
ハイ、爺は睡眠環境診断士です。