1月8日の日経で 「寒い日によく寝る方法」という記事がありました。要約すれば①暖かいふとんに入る。②身体を暖かくして寝る。③スポーツなどで適度の疲れてぐっすり寝る・・・・大きく3点の方法が書かれていました。
今日は3番についての独断と偏見です。 「③疲れてぐっすり寝る」についてである。・・・・・子供はよく遊び疲れて云々と言われるように、大人だって疲れると良く寝れる。そこで、夕方からジョギング・体操・ジム・水泳など身体を動かし適度な疲労感を感じるととてもよく寝られるという経験をされた方は多いのではと思います。それだけでなく、運動をすることによって筋肉量が増え、すなわち基礎代謝量が増えることによって身体が温まりや易くなるのです。
最適な表現と言えない・間違っているかもしれないが、人の体格と車の排気量に例えて話をしてみようと思います。
大柄な外国人やタレントでいえば石塚さんなど、冬でも半袖でOKという方が見えます。彼らは車でいえば3000ccのアメ車だと爺はよく言います。つまり、アイドリング状態であってもガソリンをしっかり消費しますからそれだけで十分車内(身体)は温かいでしょう。痩せた女性は言うなれば軽自動車です。アイドリングだけでは車内が温まるのに時間が掛かります。走り回っている内は良いがエンジンを切ればすぐに冷えてしまいます。太っていれば良いと言うものではない。筋肉質の方は良いが、脂肪太りしている方はエンジンは小さいが燃料(ガソリン)タンクだけはメチャ大きいといったアンバランスな車である。そんな不自然な車は無いが、もしあれば大型車両に軽自動車のエンジンで走っているようなものだ。寿命はいかほどのものかは想像が付くだろう。
温まった身体(体温が高い)は眠るために体温を下げようとする・・・と、何度も言ってきています。女性でも男性でも痩せている方には、冷え性の方が多い。体温がしっかりと上がらないからだろう。男性は痩せていても筋肉質であれば冷え性という方は少ない。女性の痩せている(BMIが18以下の)方には特に冷え性の方が多い。筋肉量を増やせばある程度は冷え性は解決できると爺は勝手に思っています。以前にも、冷え性の方はもっと太ろう(筋肉を付けよう)とブログで書いたこともありました。要するに基礎代謝量を増やそうと言う話です。
少し、本題から外れるかもしれませんが、いつもの爺の戯言とお付き合いください。
一般に白色人種は高身長の傾向があり、特に北欧に分布する北方人種(オランダ・デンマーク・ノルウェイ・フィンランド・イギリスなど)は高い。一方ラテン系の人種の方々(フランス・イタリア・スペインなど)は日本人から見てもメチャ大きくは無い。日本人でも若い世代と比べると大差が無い。仮説として寒い地方に生活し、寒さに強い身体を持つと言う事は身体を大きくした方が良いと考えられるのです。
資料引用先: 「統計データはおもしろい」 本川裕著 技術評論社 P157より その他参考までに http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa をご覧ください。
アフリカ大陸に於いても、もちろん大柄な民族(アフリカを出た後再びアフリカに戻った民族とも言われています。真偽のほどは判りません)はいます。アフリカの民族のデータは見つからず、上記の表が目にとまりました。とりあえず、このデータからは北(寒冷地)に行くほど身体が大きくなっていく(いった)ことが読み取れます。米国は多民族国家のためいろんな民族が入り乱れています。ある意味全世界の平均と思えば良いのでは…。
一般に(?)冷え性の方は、夏のクーラーにも弱い方が多いようです。つまり外気環境に左右され易いのでしょう。冬を温かく過ごすには、身体を大きくすることが必要なようです。だが、そう簡単に身体を大きくすることはできない。そこで、十分な活動によって深部体温を上げることが、夜の熟睡をもたらすことになるのではないでしょうか?
皆さんはどう思われますか?