上手に眠れば元気になれる・・・ オーダー枕とベッドの快眠ひろば

寝具の商品情報から正しい使い方まで。健康的に上手に眠る(科学的?)サイト。ふとん屋の爺の「寝言戯言独り言・趣味」の話。

カビと寝具と

2011-02-07 21:58:23 | 品質の話

 2か月ほど前(12月)に購入下さった新婚さんから「カビが生えちゃったんです。どうしたら良いんでしょうか?」とお電話がありました。

 

 このブログを書き始めて間もない頃2年ほど前にもカビに関することを書きました。

 

  今回は新築の賃貸マンションです。フローリングの部屋でウレタンマット+羊毛敷き+羽毛布団という極標準的な寝スタイルでした。共稼ぎでお布団を畳むことは無かったそうです。彼女も彼氏も独身時代はベッドだったのか又はお母さんが掃除をしていたのか、布団を畳む事は頭では解かっていてもまさか1~2週間ほどでカビが生えるなんて思ってもみなかったようです。 

 

 繰り返しにになりますが、カビと言えば梅雨時・夏場と思う方が多いようです。だが実は冬季に多いんです。フローリングにマットレス・敷布団を敷いて、且つ数日間から数週間に亘って忙しいからと、お布団を敷きっ放しにされた方が大部分です。布団はそもそも毎日畳んで押し入れに入れるもの…それが日本の生活です。だが、毎日布団を畳むことが面倒となり日干しもしないなど、チョッと油断(怠慢)をしていたら、敷ふとんやマットレスの裏側に、黒い斑点(カビ)がびっしり!という状態になります。日本は湿気の多い国です。「冬は火事が多い、という事は乾燥しているからではないんですか?」そう考えられる方も多いでしょう。乾燥しているのは外気の話で部屋の中は逆に高温多湿状態のようです。

 

 

 人は一晩にコップおよそ2(400cc)程度の寝汗をかくと言われてます。この水分は掛けふとん・パジャマなどにも吸われますが、多くは敷きふとんに吸われるようです。ところが冬季は窓を閉め切ります。湿気の逃げる場所が無いのです。旧来の日本家屋であれば、土壁・材木・畳などが吸ってくれました。ところが、現在では湿気を吸う箇所がほとんどありません。マンションやアパートなど最近の家屋では24時間換気扇が働いているのも湿気対策からとも言えます。つまり大切な寝具・特に敷布団やマットをカビから守る方法・カビ対策は、いかに「湿気を抜くか」です。

 

  布団を干すのは10/11時頃から2/3時の時間帯がベストですよ。

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