上手に眠れば元気になれる・・・ オーダー枕とベッドの快眠ひろば

寝具の商品情報から正しい使い方まで。健康的に上手に眠る(科学的?)サイト。ふとん屋の爺の「寝言戯言独り言・趣味」の話。

つくつくほうしが鳴いた・・・秋の準備を

2011-09-12 22:10:33 | 羽毛ふとん

 「つくつくほうし」が鳴いた。夏の終わりを告げる蝉だという。

去年も今年も蝉の声はうるさいほどに聞いている。なのに「つくつくほうし」は、久しぶりのように思えた。

 ウィキペディアより

 台風が過ぎ去った後、少し涼しさもあったが、昨日今日は残暑がきつかった。そんな時、事務所の前の家の庭先から「つくつくほうし」の声が、突然大きく聞こえた。季節は間違いなく秋になろうとしている・・・。

 

 昨日、透析を何十年としていると言われるご婦人から、アイダーダウンの仕立て直しの依頼があった。体力が無く、拝見したところでは30kg台と思われるほどに痩せてみえた。寒いから暖かい布団が欲しいと奮発されたのだろう。だが、ご婦人は数カ月しか使わなかったと言われる。「重い」のだ。

 品票を見ると、アイダーが1.1㎏入っている。健常な方なら全く問題ない重さだが、このご婦人にとっては、重いのだ。

 案外皆さん、羽毛の量(重さ)に目は行くが、生地の重さには無頓着な所がある。シングルの側生地だけで約1.2㎏ほどある。ということは例えアイダーで1.1㎏入りであっても全体では2.3㎏、さらにカバーを被せると600gから900g程度加算される。逆にいえば、3㎏の羽毛掛けふとんの内、羽毛は1.1㎏だが側生地・カバーの類が1.9㎏ということになる。

 今回は少しでも軽い生地を140x190㎝のサイズに縫製し、アイダーダウンを600gずつ入れ、2枚に仕立てることにしました。100g程度はアイダーを補充することになりますが、快適にお休み戴くためにご提案し、受注させて戴きました。もちろん、初めから弊店にご相談いただければ、140x190㎝の介護用のアイダー入り羽毛ふとんを準備させて戴くことは、簡単な事でした。

  アイダーダウン

 「鉄1kgと綿1kgではどちらが重い?」と聞かれると、つい鉄1㎏と答えたくなってしまう。イメージとか先入観とは恐ろしいものだ。この冬は暖冬だと言う方もみえるが、寒い事には変わりが無い。暑い暑いと言っているうちに冬が来ます。準備はお早めに!

 今年最後の「羽毛ふとんのリフォームサービスSALE」を、15日から20日まで開催させて戴きます。リフォームすべきかのご相談もお気軽にどうぞ!

 

 HPはこちらです。  

 

 

お近くの方は現物をご覧ください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする