昨日介護保険の監査を受けたと書きました。終わるや否や、エアーマットの納品に伺った。
92歳のお爺ちゃんでした。残念ながら末期のがんということで、入退院を繰り返されてました。家族のご希望で自宅で看とる事にされ、エアマットを用意して欲しいという事でした。 昨日も書いたように、介護保険における綿桂のモットーは
早い・・・納品等(原則24時間以内)はもちろん、利用者様からの依頼・苦情処理は迅速に。 安い・・・品質の良い器具等を、地域一番の低利用料金で提供。 無理を聞く・・・納品・担当者会議等、土日夜間でも、依頼があれば可能な限り対応する。
というものです。今回は図らずも、モットーを実行する事になりました。納品24時間以内。ケアマネさんから電話を戴いたのが27日夕方、そして28日監査が終了次第納品に伺いました。また、当日(28日)は定休日でしたがもちろん希望納品に沿えるよう手配しました。セットしてご家族様にも喜んで戴きました。
翌日、出勤途中にケアマネさんから電話がありました。「今朝亡くなられたそうです」と・・・。他のお客様と以前から約束していた納品を済ませるやすぐさま、介護ベッドや昨日納品したエアマットなどを回収に伺いました。昼前には全て終え、ご利用者様の家を出る時ご家族様から「一晩だけでも、(エア)マットで寝て、爺ちゃん気持ち良く逝ったで良かった。間に合わせて戴いてありがとうございました。」とお言葉を戴きました。
お客様から「ありがとうございました」と言って戴ける・・・やはり商売人冥利に尽きます。何が人らしい最後なのかは分からないが、心残りの無い見送りが出来れば最高だと思う。よかった。
それにつけても、官僚は・・・。 最近、爺のブログは愚痴が多いと言われた。これ以上書くのは今日のところは、止めよう。