店頭に枯葉が舞っていました。良く見ると・・・
「人の世」で騙されるのは嫌なものです。でも、自然界では「生きるため」には工夫が必要です。秋に生きる蝶でしょうか。春の蝶・夏の蝶は見ても未来を感じさせてくれます。この蝶はどこか「もの悲しげな」感じがします。拡大すると
れっきとした蝶(蛾?)です。死んでません。振りをしているだけでした。気が付いたらいつの間にか飛んで行ってしまいました。
生きるとは自ら変化する事。その変化は一代で終わるものではなく数代・数十代・・・時には気の遠くなるような時間が必要かも・・・。強い生物が必ずしも生き残るとは限りません。恐竜よりはるかに弱い蝶であっても、生き残ってます・・・。
仏教では、死者の魂が蝶に乗ってやって来るとか・・・。世界各地にチョウが人の死や霊に関連する観念が見られる。キリスト教ではチョウは復活の象徴とされ、ギリシャではチョウは魂や不死の象徴とされる。日本でも栃木県宇都宮市で、盆時期の黒いチョウには仏が乗っているといい、千葉県でも夜のチョウを仏の使いという・・・etc Wikipedia チョウ より
そんな伝承が着物やふとんの柄にほとんど蝶は描かれ無い理由だと聞きましたが、森英恵さんが蝶をデザインしてから、そんなことも気にしなくなりました。 法隆寺の聖霊会(だったかな?)の中で蝶に模した紙吹雪を撒きます。仏教では普通は花びらですが、法隆寺の聖霊会は蝶だと何かの本に書いてあったと記憶してます。曖昧な記憶ですから間違っている可能性が高いです。