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寝具の商品情報から正しい使い方まで。健康的に上手に眠る(科学的?)サイト。ふとん屋の爺の「寝言戯言独り言・趣味」の話。

歳を取ったと言うこと

2012-03-15 10:57:26 | 爺の寝言戯言独り言

 朝ドラの「カーネーション」を見ていると、なんとなく気になるセリフがある。

 「歳を取った 云々・・・。」とか「歳を取るとは・・・」などのセリフである。

 主人公の糸子さんは今72歳という設定のようだ。「歳を取るとは・・・」というセリフは身にしみる。爺は62歳だから、10年後にあのように頑張れるかと言えば、正直自信は無い。 とはいえ、ドラマでは有るがあのバイタリティは見習うべきところがある。

   

 寝具業界では、年寄り組であることは言うまでもない。若い世代が育ってきていることはうれしいものだ。先日もサラリーマンを辞めて実家の寝具店を継いだ青年が、爺の話を聞きたいと言って来られた。3時間ほどおしゃべりしたが、ほとんどは爺の昔話で終始した。彼にとって果たして有意義な時間であったかと言えば、99%無駄であっただろう。無駄な話を聞くのもある種の修行と思って戴ければ・・・。

 言い訳をしても仕方無いが、爺がこの寝具業界に入った頃、問屋・メーカーが小売店を招待する旅行が頻繁にあった。父の代わりに参加したが、同室になった長老(寝具店の当時の親爺連中)の自慢話に終始し、全く面白くもなかった。帰って父に言った、「二度と行きたくない」と。だが、父は「年寄りの話に耳を傾けることも修行と思って行け」と言われ、以後しぶしぶ参加したものだった。

  今、立場が逆転した。歳を取ったと言うことだ。でも、年寄りにしかできないことがある。「経験」である。時間の流れは誰も同じだ。自分だけたくさんの経験をすることはそれなりにできるかもしれないが、時間の伴う経験というものは如何ともし難い。年寄りの話を聞くと言うことは自ら経験しなくても経過と結果を知ることができる訳だ。自らの体験と比較することもできる訳だ。

 歴史を学ぶ、書物を読むのも、自分を大きくする糧だと思う。

 そして、これからは開き直って「年寄りにしかできん事がある。だてに年は食べとらん!」と言う事にしよう。

 

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コメント (1)
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