数週間前にこんなハガキがきた。
9日に、日本年金機構に行った。婆が1月65歳になった。有り難くも、4月(2・3月分)から、年金が増える予定である。
年金振込通知書が来た。いくら増えるのかな、と楽しみに開いた。「え!1円???」 たった1円しか増えないという。そんな馬鹿な!何かの間違いでは・・・と思い、やっとかめ(久しぶり)の休日に、日本年金機構の刈谷事務所に行った。
調べてもらった。いとも簡単に言われた。「増えますよ。4月から間違いなく増えてます」と。では、何故間違った葉書が来たのかと尋ねたら、「暫定で送りました」と・・・。増えるなら、とニッコリして帰ってきましたが、正直ちょっぴり腹が立ちました。相変わらずの「無駄」なことをするお役所仕事に「ええ加減にしてほしいわ!」と呆れながら帰ってきました。
年金受給者は約3,950万人・・・各月に割れば、約330万人。ハガキでの通知とはいえ、一通あたり郵送料+ハガキ印刷代などを足せば、50円は下らないと思います。と言うことは、330万x50円=16,500万円。つまり、1億6,500万円ものお金が使われている。すべてが間違いとは言わないが、婆のように65才になった直後の人々の通知が間違っていたなら、膨大なお金が無駄となる。婆の生まれた昭和26年の人口は約180万人余、一ケ月は1/12として約15万人。全員が年金を受給していないかもしれないが、15万x50円=750万円は ほとんど意味のないハガキ代となる。意味のない暫定年金額通知はがきが、毎月無駄に使われているのだろうか。年間にすれば、9,000万円にもなる。65歳時以外は正しい通知かもしれないが、今のままではこの無駄な経費は永遠に使われ続けていたのだろうか。
無駄な仕事をして、給与を受ける・・・これは、日本年金機構の組織としての怠慢であろう。
10日、仕事を終え自宅に帰ると、日本年金機構から封書が来ていた。見ると昨日刈谷の事務所に行って受けた同様の説明内容の「年金決定通知書・支給額変更通知書」である。
①貴重な(?)休日を半日潰して行った。その時間・ガソリンなど、結果としては全くの無駄であった。もちろん、その前にもらったハガキも無駄なハガキであることが証明された格好だ。
保険事務所に行くと、とても親切に受付をしてくれる。お役所的対応では無い。だが、我々から直接見えないところでは、まだまだ無駄が蔓延しているように思える・・・、思い過ごしであって欲しい。
こうして、春4月から、年金も増えることとなった。有難いことだ。
ところが、福島・宮城・岩手の皆さんの中には、本当の春が未だ来ない方が多い。また、世界では、シリア難民がやはり苦しんでいる。偽善的と言われるかもしれないが、ユニセフに募金をさせてもらった。
気持ちよく、ぐっすりと眠ることができる。それは本当に幸せな事だ”
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