2日目
2つ目の視察工場は蘇州にありました。上海からおよそ1時間半のところです。6時起床、6時半から朝食、朝7時40分ロビー集合、45分バスは出発しました。
工場敷地内 キルトマシーン(2人一組です) 仕上げ縫製現場
1枚1枚縫い目をチェック ハの字になった検針機。4台通過させます 食堂(1階)と寮
工場見学先立って、社長さんと懇談しました。大学を卒業後日本でずっと働き、中国に戻ってキルト中心の現会社を設立されたそうです。
経営方針をお話下さいました。(一部だけ紹介します)
当工場で生産する商品は100%日本向けです。品質に対する厳しさは世界一と言えます。中国国内や欧州向けは甘いです。だが、それらと一緒に生産するといつの間にか管理が甘くなり、品質が落ちます。 また、金融決済の正確さも大事です。日本は確実に決済されます(確実に利益を取る)。
「大胆にして細心。堅実な商い」をし、経営のなんたるかを知った方でしたね。私なんか未だに経営者としては未熟者だと反省させられました。
身長は180cmほどあったでしょうか。がっちりした体格でした。学生時代はサッカーのゴールキーパーをされ、名の通った選手だったそうです。いわゆるベンチャー企業を立ち上げた訳です。私たちと懇談中も流暢な日本語でお答え頂きました。秘書らしき女性も本当に日本語が上手く、日本人以上に日本的おもてなしを受けました。当然、彼女は日本人?ここは日本の工場?そんな錯覚を覚えました。
Watakeiも、もっともっと、「お客様を大切に」しなければならないと、反省の一日でもありました。
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