日に干せないから、ベッドマットは不衛生だ。干せない訳ではない。干せないからと言って不衛生と思う方がどれくらい居るだろう。それ以前に「ベッドを干す」ことを自覚する方がどれくらいいるのだろう。
干せない・干さない理由って何だろう?
重量がある(重い)というのが最大の理由かもしれない。今では殆ど行われない大掃除、かっては畳を剥がして屋外でパンパン叩いたものだ。ベッドマットと言えどもその気になれば日に干すことは可能だ。だが、現実、ベッドマットを干している所を見たことが無い。
「ファブリーズで洗おう」「リセッシュしよう」というコマーシャルがある。簡単に洗えないジュータンやマット、カーテン果ては靴など、洗わずにシュッシュッと噴霧するだけで良いのだから便利だ。除菌効果のほどは知らない。
不衛生だとする意見に詰め物が反毛のフェルト(綿・毛などの天然繊維で造られた繊維製品を、針状の機具で織りを崩すことによって毛羽立たせ、もとの綿または毛状の単繊維に戻したもの。糸くず、裁断くず、ぼろ布、古着などを反毛機・割糸機などで処理し、繊維素原料として再生利用する。)だからというのがある。
最近は少なくなってきたと思うが、廃品回収で集めた繊維を綿状にリサイクルしたものだから、よく見ればやはり気持ちの良いものではない。ダニが繁殖しやすいかどうかは分からない。反毛フェルトになった時点ではダニは多分殆ど死滅しているだろう。だが、洗った訳ではないので、ダニの死骸や糞がどの程度含まれているかは全く知らない。
見た目だけで判断すると、間違うかもしれない。
ア▲シ◆ベッドを解体した時の写真だ。 コイルの次に包むように巻かれている黒いわた状のモノが反毛フェルトだ。今は特価品でなければ、国産マットでは殆ど使われていないはずだ。黄色く見えるのはウレタンである。
日本ベッドの詰め物は、もちろん反毛フェルトは使っていない。
表・裏サイズより大きいはみ出した詰め物で、コイルを包むようにしている。マチ(厚み)の部分を少し巻くようにしている。
何故こんな創りになっているのかと言うと、①完全に巻くと通気性が悪くなる、②ベッドに腰掛けた時に膝の裏が強く当たらないように、などの理由からだ。
もちろん、見て分かるようにウール綿の入ったキルティング表層+キメの細かいソフトなウレタンマット(低反発ではない)で巻いている。弊店売れ筋ナンバー1のシルキーマットは生地がTioTioと言って「光触媒ではなく」(干せないから)「空気触媒」(空気さえあれば効果がある)の生地を使用している。だから雑菌の繁殖をおさえることができているという衛生的なマットである。
快適なベッドライフを堪能して戴く為にも、見えないところにまで気配りをして創っているのが、日本ベッドだと思っている。
お店で、是非体感してみて下さい。
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