隣の高浜市に、「高齢者専用賃貸住宅(略して高専賃)」がオープンした。
コミュニケアガーデン高浜です。
全41室・デイサービスも併設されている。
2階の廊下(広々としてます)
碧南にも同じコミュニケアガーデン碧南がある。
2年ほど前入所されていた方が、今使用している車イスがどうしても合わないと言って弊店に来られました。好みの機種が見つかったと言って、車イスのみ弊店からレンタル戴くことになりました。他のベッドなどは出入りの業者さんからレンタルです。
出入りするキッカケはそんなことでしたが、次第にケアマネさんをはじめ、スタッフの方々に顔を覚えて戴き、紹介あっせんも増えてきました。
牛丼の吉野家は「早い、安い、旨い」がモットーですが、弊店は「早い、安い、無理を聞く」をモットーに頑張りました。
たとえば、「明日の朝食時に食事用のエプロンが欲しいと言われれば、朝食の時間に間に合うように朝8時前に持っていく」とか、「ご家族様の仕事の都合で、土曜日に担当者会議をしたいので出席をと言われる」など、さらに、「日曜日に退所者があるので、福祉用具を夕方撤去してください、月曜日に掃除をして火曜日の午後に入居者があるから火曜の昼までに次のベッドを入れて」など曜日・時間に関する希望はほぼ99%その通りに行動しました。
いつの間にか①搬入搬出は原則24時間以内。②料金は安い(たぶん、三河で一番安いと思う)③土日でも、また、朝夜関係なく納品する。・・・それが便利で重宝なWatakeiだということになったようです。
そんな努力(?)が報われてか、この度コミュニケアガーデン高浜のオープンにあたって、モデルルームを作って入所予定の方への福祉用具のレンタルのご案内を任されました。5日(土)・6日(日)の二日間、朝10時から夕方4時までの間詰め、来場者の方々にパンフレットを差し上げたりしました。
お昼、来場者がわずかに途切れた時に実際の入居者様の食事を戴きました。
食堂と食事
お世辞ではなく、実に美味かった。茶碗蒸しにも銀杏が入っており本格的でした。管理栄養士さんが常駐され、入居者の栄養には十分に気を使われていました。
個室と大浴場 お風呂も個室が7つと、数人が一度に入れる大風呂とがあり、それぞれの体調によって入浴できると、至れり尽くせりといったところです。
こういった施設に入居するとなると、本人はまるで「姨捨山に捨てられた」ように感じる方が時々いる。碧南で観ていると、実際入居した方は1か月もすれば以前より元気になる方が殆どだ。同年代の人と話ができ、日中一人家で過ごすより脳に刺激があるからなのだろう。段差もなく、転倒の危険も家に居るより相当低くなる。老後の生活という意味では、これからは「高専賃」に入居するのも良い選択肢だといえるだろう。
今回、コミュニケアガーデン高浜に出入りさせて戴き、商売的にはもちろん嬉しいのですが、それ以上に見学者の皆さんの年齢層の広さに驚かされました。よちよち歩きの子供(ひ孫?)から働き盛りの年代、そして定年を迎えた人、80才を超えたと思われる老夫婦まで、多彩でした。自分の死後、一人になった婆の生活を考えさせられた二日間でした。
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