戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
9日朝すこし早く起きたので、ネットに出た当選が確実になったバイデンさんに対する各国の反応を読んでみました。
・EUを中心とする欧州の国は大歓迎
・トランプさん敗戦にイランも歓迎
・イスラエル歓迎(トランプ同様にバイデンさんにも良くして貰いたいから?)
・バイデンさんが選んだ副大統領の母国のインドも歓迎
・鎖国の北朝鮮はテランプさん敗戦にがっかりかの評
・ロシヤは警戒
・中国は沈黙。多分警戒かもの評
以上は何時もネット情報を見られている方や政治に関心のおありの方は各国の動きについての理由は良くお判りかと思います。
・ややこしい日本の動き
市場は大歓迎。
菅さんが儀礼上の当選のお祝いのメッセージを送っただけ。
ただそれだけで目立った政府の動きはなし。
「私の意見」
菅さん以下の政府はバイデンさんの当確大歓迎の筈。しかしこれを言うとトランプさん批判になるので言えないのです。
詰まり日本は誰が米国大統領になろうと着いて行くしかないのです。
その理由は戦争を放棄した9条のお蔭で、日米同盟という名の米国の保護国になるほか自国を護る術がないからです。
話は飛びますが唯一の原爆被害を受けた日本が原発禁止の条約に批准できないのと同じ流れです。
問題は9条成立の前提となる前文が問題です。
我が国は「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して我等の安全と生存を保持しようと決意した。」(石原慎太郎さんは公正と信義「に」でなくて「を」だと指摘しています。難しい語句ですが簡単に言えば公正は公平で正しいこと、信義は約束を護ること正しい人の道を行くことです。)
現実は戦勝国は国連の議決でも拒否権があります。それで公平?ロシヤは千島列島の一部の返還の約束をしましたが握りつぶす気配濃厚。中国は?韓国は?北朝鮮は?公平で正しい国は日本の周辺で台湾のはかに何処にいます?
そんなあやふやな前提で9条はなり立って居るのです。それで共産党の野坂参三さんでさえその様な憲法では国は護れないと国会で演説。
そのような日本語も判らず9条厳守の野党や今問題の学術会議の推薦を拒否された護憲派の人。
自分の主張に反することには眼をつむれる器用な人達?!
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