戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
今朝見た朝日新聞の記事の一部です。
民主党政権が終わってから9年経ちますが、野党の政権再奪取がなかなか視野に入ってきません。なぜだと思いますか。
「翻って思うのは、今回の自民党総裁選のことです。菅内閣の支持率が急降下すると、党内で危機感が高まり、菅義偉さんが立候補できないような空気が作られた。菅さんに代わり、コアな保守派から穏健派まで、政党が違ってもおかしくないと思うほどの4氏が立候補した。そして、世論の人気は高いが、摩擦や議論を呼びそうな年金改革案、脱原発などを掲げる河野太郎さんではなく、岸田文雄さんを新総裁に選んだ。この一連の動きを見ると、自民党にはある種の『集合知』があるような気がします。党員1人ひとりが計算したわけではないでしょうが、権力を維持し続けることへの執着心、自己防衛本能が自然と党内で働く。こういう集合知は、いまの野党にはないと感じます」
「おおらかさに欠ける」と見える政治姿勢
実際、岸田内閣の支持率は、菅内閣の30%台ギリギリから4割台、5割台に盛り返しました。いまの野党には、まねできない芸当でしょうか。
「国会での首相指名選挙でも、公明党は岸田さんに投票しているのに、国民民主党は立憲民主党の枝野幸男代表に投票しない。衆院選では、小選挙区制である以上、各選挙区の野党候補を1人に一本化しなければ与党候補には勝てないのに、立候補予定者をなかなか一本化できない。野党はいったい何をやっているのか?と思わざるを得ません。ただ野党には、多くの優秀な議員がいます。政権与党で働くチャンスがなければ、人的資源の無駄遣いではないかと思うほどです」
「私の意見」
朝日新聞は国民民主党が協力しないと書いていますが、その代わり素人でも首を捻る共産党の協力を得ています。また野党には、多くの優秀な議員がると朝日が指摘していますが、立憲民主党内にも私が前回投稿したように、野田佳彦さんや岡田克也さんのような大物がいます。朝日新聞がいうように立憲民主党は何故彼らを活用しないのでしょうか。
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