普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

川柳と私(2)

2022-10-19 09:47:24 | 川柳

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずにお互いに自分の頭で考えましょう。

「定年ない家事と愚痴つつ渡さない」

  これは私の投稿の中で一番読まれているそうです。「夫は定年があるのに家事をする妻には定年がない」と言うのは良く言われる奥さんの愚痴だそうです。我が家でも全く同じで家内も生きていたころは私が何かすることはないかと言っても買い物以外は余程のことをの無い限り家の中の仕事を手放そうとしません。そして家内に先立たれた後もはまごつくことばかり。特に年をとっても必須の食べ物、夜は送り弁当で済ませても後の朝、昼の食事をどうするかが大変。お年の奥様方は旦那さんに家事のやり方を教えておかれてはいかかですか。

川柳「杖無しの白寿目指して一万歩」

 この句は90歳のころ多少の願望を加えて作った句ですが次の月の「気になった句」として第1ページに出たので大変。歳なりによたよた歩いていると句会の皆から気合を入れられる始末。そう思って無理をして歩いていると思わぬ所で転ぶ。そして出来たのが「異次元の空間にいるよう転ぶ」の句。そして98歳になったいまは買い物にカートを引っ張ってい行くのに坂道で油断するとでカートに引っ張らて転ぶことも。その防止の為に杖をつくようにしています。

 なお新型コロナの時代ですが、マスクをしていたら大変。昼の住宅街ですから会うのは車だけなので前記の公園以外はマスク無し。この調子で「杖無しの白寿目指して一万歩」まで後一歩ですがどうなりますことやら。

「30年日陰のつつじ遂に咲く」

 私が川柳を始めたころ、後輩の女性がどうして私の句か採用されないのかと訊いてきました。みるとはじめての外国旅行の句ばかり。「選者はその経験がないので、貴女の気持ちが判らないのかも」と説明ししました。そう言う私が経験を積んだころ同じ間違いをしました。表記の句です。人生にも重なるところもあるので自信満々の投句でしたかあえなくも没。詰まり何処の躑躅も陽の当たる所ばかり。日陰の躑躅など見たことが無いからです。
 私は北側の区画、友達は南がわの区画と別けて買ったのです。私は日当たりを良くするために家をなるべく道路に面した北側に寄せて建てました。庭師は家と道路の狭い敷地に何本かの樹木を建て、空いたその空間を埋めるために躑躅を植えたのです。結果は家のため日当たりの悪いつつじは30年も花を咲かせないままでしたが、つい最近から満開とは行きませんが花がつき初めました。このつつじのど根性を投句していつかは採用して貰おうと思っていますが果たして。

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