戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずにお互いに自分の頭で考えましょう。
今円安が問題になっています。円安には良い円安と悪い円安があるそうで、円安による物価上昇と景気後退が同時進行で進む事があり、それが悪い円安だそうです。
テレ朝では玉川さんの躍起の円安の心配発言に、昔よく出ていた榊原英資さんから今のまま見ていればよいの線に押し切れられて終わりました。
同じ日の読売では貿易赤字円安拍車も、21年度過去4番目の最大の大きさ経団連の十倉さんは「エネルギーを海外に頼りすぎている日本の弱点が明らかになった」と言ったそうです。
・日本にとって大きな転機になったのが
拠点の海外化と東日本大震災だ。原発の稼働が停止、火力発電の輸入が増えた。
私は事故を起こした福島第一を除いて使えるものは使えとネットで訴えたが通じなかった。理由は原発怖いの空気に流される日本。
・日本の会社は調達先の多様化を進め国内で生産していた電子部品などを海外に移した。
・その為円安でも輸出は増えず資源高になれば貿易赤字になりやすい。
「私の意見」
読売の意見は略賛成です。
それに付け加えたいことがあります。問題は円安の今回の春闘では自動車や電機では満額回答。
それは上記の殆どの会社が私の若いころに発足した「全員参加の生産保全」に加わっていたこと。
その最大の特徴は社員が定期的な集まりで生産性向上のためのフリートーキングを行っており、会社も彼らの提案を受理して実施。その結果が産むのは会社への忠誠心。だから会社もそれにこたえる。その結果が今回の春闘で自動車や電機では満額回答。それで会社の外がどう変わっても、会社への忠誠心としっかりした技術の裏付けがあれば、どう情勢が変わってもびくともしない会社。
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