普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

野球雑感・ソフトバンク・中日・巨人

2011-11-21 19:40:24 | スポーツ
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・見る方も疲れる投手戦
 ソフトバンクが優勝しました。
 私は同チームに西鉄ライオンズほどの愛着はありませんが、やはり地もとのチームが優勝を争うのですから、ほぼ始めから終わりまで見ました。
 それにしても次第に肩が凝りてきました。
 何しろ三回の無死満塁、打者は一番の川崎からと言う絶好機に押し出しの一点だけ。
(私は余程のことでない限り敬称をつけていますが、選手には敬称を省いています。)
 四回には解説の野村さんが山崎を二流打者とこっぴどく批判していた直後に適時打で加点。
 七回に内川がもう一点加え、八回はファルケンボーグが剛速球で押さえた後、九回でいきなり打球を肘に当てて、投手交代のピンチ。
 投手戦というのは疲れますね。
・子飼いの選手が活躍したソフトバンク
 ここで特筆するのは、杉内や内川は入団当時から有名でしたが、昨日登板の投手の森福(ドラフトで4巡目の指名)、摂津(5位指名)の選手、ファルケンボーグは昨日の解説の中でどうして大リーグが手放したのだろうと言われた程の投手、昨日の打者でヒットを打ち勝利に貢献した選手は内川とカブレラの他は、川崎はドラフトで4位指名、本多と長谷川は5巡目、山崎(4位指名)、松田は希望入団枠での入団、田村は数々の故障のために横浜からトレード要員にされた選手です。
 FAで希望してきた内川を除いては、言わばソフトバンク子飼いの選手か、大リーグや横浜が手放した選手です。
 最後に出た捕手の細川は昨日はヒットこそありませんでしたが、野村さんが谷繁とともに激賞の選手でしたが彼も西武から戦力外となった選手です。
 なお第5戦で先発し無失点で抑え勝利投手になった山田は育成選手です。
 今朝のテレビで野村さんがソフトバンクの黄金時代はしばらく続くだろうと言っていました。
 適切な移籍と子飼いの選手の成長と投打のバランスを見れば私のような素人でも判るような気ががするのですが。
 私のこの裏には王さんが関与した田村のトレードにあるように、今の会長の王さんの人を見る目と、選手を育成する力が大きいような気がするのですが。
・中日の落合さん
 私のような地もとだけと言う意味で贔屓の人ですら肩に力が入って見ているのに、落合さんは試合の最初から最後まで、一見穏やかな表情を変えず。
 相手方の選手や監督がその表情を見ただけで大きな威圧感を感じると思います。
 彼が大打者であることは良く知っていますが、中日、特に投手力をここまで育てあげ、何回も優勝を経験させた名監督の一人であるのは間違いないでしょう。
 その様な名監督をファンの人気がないからとして監督を入れ換える中日。
 登り詰めたチームは下がるしかありませんので、彼の後の監督は大変です。
 試合終了後、中京から博多まで来たファンは「大輪の花を咲かせてくれた落合龍、8年間有り難う」の横断幕。
 そしてソフトバンク側からも含めての全スタンドの「落合」コール。
 まるで王さんの引退と同じ光景です。
 彼ほどの人ですから、引く手あまたでしょうが、所謂彼流のやり方で益々活躍して貰いたいと思います。
・ジャイアンツの内紛
 私はどちらかと言えばアンチ巨人、正確に言えばアンチ巨人ファンです。 (ファンの方御免なさい。)
 そんな巨人に内紛が起こりました。
 テレ朝でも「巨人どろ沼」として渡辺さんの野球界だけでなく政界へも大きな影響力をもつこと、それに対する清武さんの反発の動きを伝えています。
 流石に日テレは扱っていないようですが、 毎日、フジ系で同じ趣旨の番組が並んでいますし、同じことは週刊文春・週刊新潮の最新号でも報じられています。
 清武さん、ナベツネさんのどちらが正しいかは別として、今のままの巨人では落合中日に今後も勝てないし、ソフトバンク以下のパリーグの上位チームも勝てないような気がします。
 何故なら今のドラフト制度ではリクルートするには制限があるし、万事ドライな世の中でドラフトやFAで折角獲得した有望な人材の中でも、チームへの愛着心の少ない選手はFAを利用して出ていってしまうからです。
 ナベツネさんの清武さん批判の中には外部からのリクルートが拙かったのも理由も挙げているそうです。 (まるで金にものいわせて選手をかき集めたと昔と同じ考え方です。)
 ソフトバンクの例で見るように、そして清武さんも言っているそうですが、ドラフト低位の人達を育成とそれに伴うチームへの愛着心や忠誠心の養成を抜きにしては、これからの厳しい競争に勝てないような気がします。

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1 コメント

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プロ野球会(日本社会)の癌 (道産子爺)
2011-11-22 06:03:24
今回の『ジャイアンツの内紛』渡邉恒雄氏の存在を考えるいい機会ではありませんか。
清武GMに味方する訳ではないが、渡邉恒雄氏の存在に問題があることは間違いないと考えます。私の偏見でしょうが、現在のプロ野球界のみならず、日本社会に於いても、渡邉恒雄氏が悪影響を与えていることは間違いありません。なんであんなに傲慢で下品な人間が政財界においても力を持っているのか不思議でなりません。ヒットラー、毛沢東、スターリン、金正日に負けない独裁者であることは否定出来ないと思います。日本社会の癌としか言いようがありません。日本の国を滅ぼす方向に導いている影響力は小沢一郎氏なんて足元にも及ばないのではと考えます。
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