戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう
3日の朝、人気ブログランキングを見ていたら戦前教育、朝鮮人には屈するなと教えていた!と言う書き込みを見て、昭和初期に小学生の私が受けた修身の教育のことを思い出しました。今考えるとその内容はその頃何かあるたびに聞かされた教育勅語を具体化したのが修身の教科書だと気づきました。
国の祭日の度にマスクをした校長が奉安殿から教育勅語を取り出し低頭した生徒の前で読み上げるのです。
その内容です。
「父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ恭倹己レヲ持シ博愛衆ニ及ホシ学ヲ修メ業ヲ習ヒ以テ智能ヲ啓発シ徳器ヲ成就シ進テ公益ヲ広メ世務ヲ開キ常ニ国憲ヲ重シ国法ニ遵ヒ一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」
以下省略しますが、2年生までは意味の解らない勅語、終われば長い校長の講話。終わりを待つ間の長かったこと。
聞く生徒も貧乏人の倅の私から土地の資産家の息子、銀行の支店長の娘、大きな商店の娘、朝鮮人の男の子もいましたが、小学校を卒業するまで男の子は男同志、女の子は女同志ですが皆仲良くなりました。なお念のために付け加えますが、当時の学校内での男の子と女の子の交際は全くありませんでした。
しかし現実は今でもそうと思いますが教師も生徒も修身の成績は無視。国語、算数ばかり重視までは今も昔もおなじですが、昔は英語もプログラミングなどなかったなど昔は良かったと言うと言う年寄の話。
然し真面目な話、戦前に子供時代すごした私は先生から、朝鮮人、特に同窓の朝鮮人の子に就いてどうあるべきなどの注意などさえ一度も聞いたことはありませんでした。
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