・投稿者より 家庭の事情で投稿が遅れてすみませんでした。
川柳くろがね2月号より
前月号鑑賞 小川 清隆 選線評
「終活はあたふたしない風まかせ」 中山 和
終活に何をすべきか。終活とはそもそも何ぞや。終活と言う言葉が気に入らぬ。神さまが決めた天命に逆らってはならぬ。逆らうことも出来ない。ならば天命を受け入れて、あるがままに生さればいい。死ぬ時の準備はいらない。
「母さんが小言止めたら母でない」 八木田風子
「仏にも鬼にもなって子を育て」、子どもは母さんの姿を見ながら育っていくもの、子どもにとって母さんは太陽である。叱られても、叩かれても、やっぱり母さんが好きという。虐待をされて施設に移された子は、決して母の悪口は言わない。母さんを、かばい続
けるとか。
「還りたいあの日の若さきらめくめく日」 小田ノリ子
若いころは、男も女もみなきらめいている。そうで無くなったら人間ではなくなった。生きている限り、灰になるまではきらめいていたいい。「弥陀の掌の帰り着くまできらめこう
煙こう」
「食べてくれる人いて料理うまくなる」 山内まどか
料理とは千変万化、非常に難しい。料理人と作曲家は総じて頭が良いと言われる。美味しく泣ければ、料理ではない。料理には、味だけではなく見栄えも大事。美味しく食べてくれると、料理の腕も上るというもの。
火花抄(傘下の句会報告より)土肥 あづま 選
諦めは明日でも出来るまだ早い ヒサエ
施設の母へ卒寿祝いの美容券 ヒサエ
幸せな一目でした紅拭う さつき
腕よりも医師の笑顔に救われる うさぎ
相続できっちりもらうはした金 とおる
真っ当に生かせ詐欺する良い頭脳 市子
人間の校さ見抜いていた小犬 ももこ
八十年わたし光っていたかしら むつよ
詰め放題母が女子力発揮する ももこ
オルゴール彼にもらった日々が鳴る 純子
肩の荷を婿に委ねる披露宴 聖
これ以上近付かないで好さになる けい子
父さんの言葉足らずを母が足す 春代
手話の子の会話体をいっぱいに 廣
空仰ぎ人の小ささ思い知る かつ子
頼むから決意に僕を入れないで 龍太郎
プロポーズの予感答を決めて逢う 澄雄
母を看る決意帰郷の荷を造る 康博
晩成の決意大空まだ青い 廣
川柳ランキングへ
第58回北九州芸術祭川柳大会*規則変更
今回は新型ウイリスのため投句のみ。
課題と選者(各題2句)
「 息 」 北九州 青木 ゆたか 選
「信じる」 荒尾 松村 華菜 選
「ベラベラ」福岡 萩原 奈津子 選
「甘 い」 太宰府 植村 克志 選
「 紙 」 吉野ヶ里 真島 久美子 選
「雑 詠」 北九州 唐鎌 美鶴 選
賞 各鯛秀句1より3迄
投句 4Cm X 21Cmの句箋に各1句記入(無記名)各題2枚計12枚
封筒に住所・、所属吟社を明記
投句料 1、000円(発表誌呈)
締切り 令和2年4月20日(月)
投句先 〒805-0032 北九州市八幡東区松尾町10-8
古川 梓 TEL・FAX 共 093-651-6206
主管 北九州川柳作家連
担当・句会セブンティーン)
川柳くろがね2月号より
前月号鑑賞 小川 清隆 選線評
「終活はあたふたしない風まかせ」 中山 和
終活に何をすべきか。終活とはそもそも何ぞや。終活と言う言葉が気に入らぬ。神さまが決めた天命に逆らってはならぬ。逆らうことも出来ない。ならば天命を受け入れて、あるがままに生さればいい。死ぬ時の準備はいらない。
「母さんが小言止めたら母でない」 八木田風子
「仏にも鬼にもなって子を育て」、子どもは母さんの姿を見ながら育っていくもの、子どもにとって母さんは太陽である。叱られても、叩かれても、やっぱり母さんが好きという。虐待をされて施設に移された子は、決して母の悪口は言わない。母さんを、かばい続
けるとか。
「還りたいあの日の若さきらめくめく日」 小田ノリ子
若いころは、男も女もみなきらめいている。そうで無くなったら人間ではなくなった。生きている限り、灰になるまではきらめいていたいい。「弥陀の掌の帰り着くまできらめこう
煙こう」
「食べてくれる人いて料理うまくなる」 山内まどか
料理とは千変万化、非常に難しい。料理人と作曲家は総じて頭が良いと言われる。美味しく泣ければ、料理ではない。料理には、味だけではなく見栄えも大事。美味しく食べてくれると、料理の腕も上るというもの。
火花抄(傘下の句会報告より)土肥 あづま 選
諦めは明日でも出来るまだ早い ヒサエ
施設の母へ卒寿祝いの美容券 ヒサエ
幸せな一目でした紅拭う さつき
腕よりも医師の笑顔に救われる うさぎ
相続できっちりもらうはした金 とおる
真っ当に生かせ詐欺する良い頭脳 市子
人間の校さ見抜いていた小犬 ももこ
八十年わたし光っていたかしら むつよ
詰め放題母が女子力発揮する ももこ
オルゴール彼にもらった日々が鳴る 純子
肩の荷を婿に委ねる披露宴 聖
これ以上近付かないで好さになる けい子
父さんの言葉足らずを母が足す 春代
手話の子の会話体をいっぱいに 廣
空仰ぎ人の小ささ思い知る かつ子
頼むから決意に僕を入れないで 龍太郎
プロポーズの予感答を決めて逢う 澄雄
母を看る決意帰郷の荷を造る 康博
晩成の決意大空まだ青い 廣
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第58回北九州芸術祭川柳大会*規則変更
今回は新型ウイリスのため投句のみ。
課題と選者(各題2句)
「 息 」 北九州 青木 ゆたか 選
「信じる」 荒尾 松村 華菜 選
「ベラベラ」福岡 萩原 奈津子 選
「甘 い」 太宰府 植村 克志 選
「 紙 」 吉野ヶ里 真島 久美子 選
「雑 詠」 北九州 唐鎌 美鶴 選
賞 各鯛秀句1より3迄
投句 4Cm X 21Cmの句箋に各1句記入(無記名)各題2枚計12枚
封筒に住所・、所属吟社を明記
投句料 1、000円(発表誌呈)
締切り 令和2年4月20日(月)
投句先 〒805-0032 北九州市八幡東区松尾町10-8
古川 梓 TEL・FAX 共 093-651-6206
主管 北九州川柳作家連
担当・句会セブンティーン)
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