普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

日本の情報戦の戦略・韓国人に直接に訴えよう(2)

2019-11-29 12:22:26 | 韓国

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
 11月28日のテレビで韓国の日本製品不買運動の一環として、日本のビールの韓国向けの輸出が3~6億円から約60万円まで落ち込んでいることが報道されていました。そのほか、韓国人の日本への旅行が激減して日本の航空会社や観光関係に大きな被害がでていることも知られています。
 一方航空券値下げにともない日本から韓国への旅行客が今年に入り2割増え過去最高に近づいているそうです。つまり日本人が韓国に行っても余り気まずい思いをしないことを示しています。
 私は9月に反日韓国人の増加に関して表記の「日本の情報戦の戦略として韓国人に直接に訴えよう」と書いて来ましたが、上の事実は今後の日韓関係改善の糸口を示しているような気がします。詰まり表題のように日本や日本人は韓国人に直接に訴えることです。
「日韓関係の現実」
・韓国統治時代の日本の貢献を無視する反日教育、その証拠の設備、建物の廃棄。
・韓国政府の対応に日本が韓国政府に抗議しても政府やマスコミで止まり一般国民が知らない可能性が大きいこと。
・それと昔看護師をしていた姉が言うのですがお産のとき日本の女性はじっと我慢しているが、韓国人は泣き叫ぶ言う国民性の違い。
・朝日新聞の大誤報に基づく韓国の国内、国外の慰安婦像設置の問題で日本は完敗。
・一昔の謝れば向こうも折れると言う日本人の考えての謝罪、それに韓国が込むなど考えもしなかった考えもしなかった日本。
・人気が落ちれば反日を掲げて人気回復を狙う歴代の韓国大統領
「日本の情報戦略」
・安倍一次内閣の公約で情報機関の設置を言っていましたが何故か設置しないまま。
・韓国民に正しい情報を伝えること怠ってきた日本政府。
・韓国政府への抗議はするが、それが国民まで伝わることのないかも知れないことを考えもしなかった日本政府?
「日本の外交政策に対する現代史家の秦郁彦さんの意見」
 一昔の読売新聞の特集の「歴史問題はまず英訳書」の引用です。
・私は歴史家として日本の情報発信力の弱さを痛感してきた。
・その具体策は事実関係を客観的に記述した日本人の著作を英訳することだ。
・南京事件を詳細に知りたい外国人は中国系米国人の「ザ・レイプ・オブ・南京」という中国側の誇大な主張を読むしかない。
・同書に反論できるのは日本の専門家だが、千点を越える論文は全て「国内消費」だ。
・慰安婦や領土問題も似た状況だ。
・政府や一部有志は欧米で意見広告など出しているが、一方的な主張と見なされ信頼度が低い。
・だからこそ日本人の書いた総括的な著作を英訳することが必要だ。
・英訳に関しては読みやすく、学術的な著作を選ぶ。
・日本に不利な情報も含め、事実関係や論争が客観的に記述されていることが大事だ。
・優秀な翻訳者を選び、海外の一流出版社から刊行すること。
・領土や歴史問題はぼやのうちに消し止めることが重用だ。
・南京事件や慰安婦のように大火事になってしまえば消火は大変だ。

「当時の私の意見」

 私は秦さんの意見に全面的に賛成だ。
 これなら今日の話題の韓国問題の解決に関しても、今までの政府の反日教育で育った韓国民の人達も、日本が統治時代からいかに韓国に貢献してきたか、慰安婦問題も残念ながら日本の対応のまずさからいかに曲げて伝えられてきたのか知るだろう。
 そして秦さんの意見を実行するのは日本政府の役割だ。
 そのためにも安倍さんの言う主張する外交のための情報機関の設置、少なくとも秦さんの言う英訳だけでなくて韓国語訳も使った情報の発信など日本が不得意の情報戦の開始は絶対に必要だ。
 表では手を握り、裏では韓国民に正確な情報を伝える。
 それが日本政府の対韓国政策の中心となるべきであり、対中国に就いても同じ政策を取るべきだと思う。
「今年9月の私の提案と現実」(括弧内は現実) 
 2012年に上記の文章を書いてもう7 年が立ちましたが、現代史家の秦郁彦さんの提言を活かされぬまま。日本の反日韓国への対応は7年前と同じ韓国への抗議の繰り返し。然も左翼の文政権のおかげで韓国のGSOMIAの一方的な離脱。後は米国の韓国に対する非難に頼る他ない日本。(私の予測した通り米国の圧力で韓国のGSOMIAの復帰)野党から韓国への抗議だけで一歩も進まない政府への批判も提言も有りません。(相変わらずの管さんの韓国への抗議だけ)
 その打開策は秦郁彦さんの提言のように、自分達の主張や立場に拘る韓国政府の責任者またはその応援団向けでなく、常識の備わった韓国民への情報の提供です。
 報道によると韓国へ訪れる日本人が特に不快な思いをした人は殆ど無いそうです。
 最近の週刊新潮などによると「反日民族主義」と言う韓国批判ともとれる本が、韓国で他のノンフィクションの本を大きく引き離して9万部も売れているそうです。反日の国から日本に来た若い韓国の人が正直で親切で優しい日本人を見て政府の言うことと実際が違うと気づきだしたのかも知れません。それに気付いたのか反日の人は「反安倍」を言いだしているそうです。
 昨日のフジ系のMRサンデーでも韓国人の中で日本人に理解を示す人が増えていることを報道していました。
 然し現実は前記のように日本政府は7年前のそのまま韓国の対応に正式に抗議をするだけてお終い。韓国の政府の関係者がそれを受け入れたら自分達の将来に関わるので握り潰し、日本政府の抗議の趣旨は韓国民に伝わらぬままの繰り返し。
 安倍応援団の言論誌も韓国批判を繰り返していますが、井の中の蛙で韓国政府に届かず彼らにとって痛くも痒くもありません。(相変わらず井の中の蛙の言論誌)
 秦さんか書かれたように日本に取って拙いところも含めて正しい情報を韓国語か英語で、また秦さんの言われてる学術的なものに加えて、百田尚樹さんのユーモアを交えた如何に日本が韓国発展のために貢献したかを書いた「今こそ韓国にあやまろう」の翻訳も韓国の人達にすんなり入ると思うのですが。
 改めて書きますが韓国政府向けでなくて、韓国人、特に将来を担う若い人達にに読んで貰えばきっと大き影響があると思うのですが。 
 費用に関しては筋論から言えば政府に言えばきっと出すと思うのですが、それが駄目なら言論誌が合同または単独、またはクラウドファンディンクで経費を出されては如何でしょうか。(週一回投稿の弱小ブログの意見が通る訳はなく、前述の日本からのビール輸出ストップ、ゼロに近い韓国人観光客と言う情勢の悪化。文藝春秋の12月号の「国内向け」の「反日種族主義を追放せよ」の特集)
 安倍内閣を困らせばよい新聞社を除く新聞社、安倍さん応援団の言論誌、文藝春秋などやろうと思えば出来るところは、日本のために直接韓国人に訴えて見ては如何でしょうか。

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