Bethに付けたポケットの詳細をあげておきます。
糸は何でもよかったのですが、色の出具合見てみたい段染めモヘア1本と、色の合いそうな手近な、Camomilleに使い中の深喜ラムウール2本取りを反対側から取って3本取りで編みました。針は3.75mmを使いました。
3.75mmで編むてことは目数ゲージ22目位かな?てことで幅10cm分、22目x2+2(折り山分)で作り目しました。
指でかける作り目の親指側をキツく引いて作っています。それを、袋状に編むために「表目1目、別針に滑り目」を繰り返して2つに分けます。
袋編み(表目、滑り目)で編む場合は分けなくていいですね。ストレート針で編めるし。
2つに分け終わった様子。ここからマジックループ状態で輪編みします。
幅13cmになるまで両脇で毎段1目ずつ増目します。
で、「折り山分」として、両脇にあたる目は「奇数段表目、偶数段滑り目」で編みます。
トゥアップ靴下のつま先みたいな感じなのでmagic-cast-onとかfigure8とかでもいいのでしょうが、今回はポケットの底に線があってほしかったので、敢えて指でかける作り目にしています。
好みによりますが、深さ12cmぐらいになるまで輪編みします。両脇は「折り山分」として編みます。
3.75mmなので、ここで輪針は近畿の23cm非対称輪針使っている写真ですね。
海外サイズの方が国内サイズより安いんですね…22cmなら↑よりちょっと安いんだけど。制作ロット違うのかな。
深さ12cm位になったところで往復編みに変えます。ポケット開きになる側は綴じ分1-2目増やすとよいと思います。それで、端目は滑り目に(編み始めは滑り目、編み終わりは編む)
同時に反対側は減目していきます。これも好みに寄りますが、最初は4段おきぐらいで。そのまま続ければ直線的な形になります。
カーブを付けたい時は、適宜2段おきの減目や1段おきの減目に変更していきます。
右側が最初に編んだ方で、もちょっとカーブを付けたいなぁと2枚目を編み、1枚目を編み直す前に撮った写真。
その後、ポケットを付けたい位置をマークして、無事袋状になったものを本体にまつりつけて終わり、なのですが、太糸の編地に薄手のポケットをうまく縫い付けられる自信が無かったので、例の極太糸で縫い代というか補強?してみました。
編地の裏を見て、とじ代裏目1目(裏から見て表目)の縦線の身頃側から「一目拾う、掛目」で拾ってみました。ここでもとじ代裏目1目付けといてよかったかも?思いました。
10号針でいいかな?と超目分量で決めて、でもまぁだいたいよかろ?いう感じでした。
後身頃側はポケット口だけ、前身頃側はポケット上辺分補強出来るように三角(正確には台形)にしてみました。
で、結局この極太糸の外周も3辺分を本体編地にまつりつけたので、二度手間感はあります。けれどポケットの糸よりは太いので、まつりやすかったです。
その後、ポケット口を極太糸の編地にまつりつけました。
多分、ビッグウールの編地にそのまままつりつけても問題無かったな、と思いました。けれどその場合は、ビッグウールの糸を割ってまつらないとダメですよね。私は編地の糸を割るのがどうしても好きでないので、二度手間感ありありでしたが、今回はこれでよかったと思います。糸を割って縫い付けてしまうと、「やっぱやり直したい」と思った時に取り返しがつかない感じがして好きじゃないんです。あとは、普段は「編み直すかも」てのあって、その場合ほどきにくい、糸が再生しにくくなるのでやりたくないのです。今回は、、、編み直す事は無いのでグイグイ割って行ってもよかったはずですが…自信の問題かな??今回まぁうまくできたので、また同じように付ける事があったら直接行ってしまうかもしれません。
表から見たところ。カラフルポケットはほとんど目立ちません(^^;)
いいの、色の並びとか派手さとか、出具合が確認したかっただけだから。
ポケット口は本体側は編んだままになっています。拾い目して処理すると悪目立ちしちゃうかな、と思って。あらかじめ位置を決めて、滑り目とかにしておいた方がかっこ良かったと思います。
Nanの時みたいに斜めポケットで、脇線の近くに付けてもよかったかな?と思いましたが、今回は鹿の子平原を壊さずに付けられてよかったという事にします。
手を入れると暖かいし、色々こまものを入れるのに便利なので、一手間かけてよかったです。
今回使ったモヘア、↑と似てるよなぁ~思って見てるんですが、ちょっと番手が違うみたいなんですよね。私のは9m/gで、コレは8.2m/g
気になるけど、モヘア一杯持ってるからなぁ~けど、ミ イ ラ かも、、、(^^;)