Pattern ; p.53 Jacket by Keiko Okamoto from Keito Dama 177 (2018 spring issue)
size ; larger
yarn ;
Olympus Cotton Novia Varie / 100% cotton / 97m/30g / 14 black / 440g
Italy roll yarn (held double or triple) / ??? / 560m/100g / silver / 30g
hook; JP5/0(3.0mm)
date ; from 4th to 28th, March 2022
卒業式用アフガン編みスーツを編み終えた後、一息つく間もなく入学式用ジャケットを編み始めました。
デザインは毛糸だま2018春号から、岡本先生の。
以前スカートを編んだものを見せていただく機会があり、とても可愛かったのです。
今回もスーツを狙っていましたが、大物だし一ヶ月ぐらいしか時間が無く間に合うかどうかが怪しかったので、とりあえずジャケットを編もうって。
指定糸は、パピーのルチアとアストロです。
廃番ですね
こちらはまだ継続なのかな
着分でルチア13玉とアストロ2玉、定価だとかなり高額かなぁという材料費。
腕に自信がないと指定糸にダイブはなかなかできないのではと思います。
私はメインカラーにはオリムパスのコットンノービアヴァリエを使うことにしました。
先シーズン、イロチのグレーでモチーフつなぎのトップスを編んで、糸の良さは確認済みで、
その後、黒をお安く購入する機会があり、うーん黒か、、、あんま着ないけど、品質は間違いないしまた編んでみたい糸。そうセミフォーマル編めるかも?と確保しておくことにしたんです。
買う言い訳っていうか(^^;)そして買ったからには編もうよ、という流れで…
ゲージはグレーで取って、だいたいよかったのですが、少し大きめに仕上げたかったので5/0で編むことにしました。
本番を編み始めると、なんだか黒の方が細く感じました。染料の関係とか何かあるんでしょうかね。
そんなこともあって、ちょっと段数が足りないような感じになりました。模様の間に長編みの段を足していくような感じで編み進めました。
その、ちょっと足した状態で後身頃を編み終えてみたんです。
しかし、ここまで(肩下がりと襟ぐりまで)しっかり編んだのに、冷静になると私には着丈が短過ぎました。
袖ぐりも大きめにしたかったので、ひと模様足してありますが。
足して大体パターンの着丈ぐらいではあったんです。で、安心しちゃってたんだな。
しかし、身体に当ててみると、モデルさんと胴の長さが違うしとかそういう感じであり得なく…
そんなわけで、まるっと編み直すことにしました。↑4玉かからないぐらいだったのですが、全体で14玉以上行くのはわかっていたので、戻るなら今しかないよねと。
またも急いで編んでいたので写真があまりありませんが、身頃下部の模様をひと模様足しています。
ウエストシェイプもやっぱり無いと困るのよ、と足しました。
襟周りはちょっと好みでなかったのでここも少しだけいじって、、、
色々と変更しています。
あわせて袖も色々と調整をして、袖つけまで完了した様子です。
とじはぎが、全てすくいとじ、すくいはぎの指定でした。
多分、カギ編み地のすくいとじはやったことがなかったんですよ。鎖とじ、引き抜き綴じ、一生懸命思い出して、でも一番真面目にやった物で志田先生のチュニック、ここまでだなぁと。
まぁ、慣れてみれば特に問題は無く、特に袖なんかは右袖と左袖で柄がずれないようにいつも気を遣っているので、この部分を表を見ながら綴じることができるというのはやりやすかったかもと思います。
ここで配色糸をうっすら考えていただけで決めていなかったので少し無駄に時間が経ってしまいました。
気になっていた丸安毛糸購入品のロールヤーンを使ってみたら、ちょっと白っぽく見えて目立ち過ぎかなと。
他の糸を使って、スカートの試し編みをしてみました。
今思えばそっちの方がよかったかな(^^;)ですが、その丸安イタリー糸をやっぱり使いたい!とそれに決めました。
縁編みは一部指定アストロ2本どりのところがあるんですが、そこ3本どり、他は2本どりで。
縁も玉編みでした。
指定糸ではありませんが、さすがのオリムパス、黒でも陰影がでて美しい編み地になって満足です。
↑スカートの試し編みもしたところで、一応間に合うつもりでスカートも編んだのです。それを、次回。