ヒルコの上映をお知らせした新文芸坐
特別レイトショー/1本立て】
「別冊映画秘宝 平成大特撮1989-2019」刊行記念レイトショー
9/5(木)・6(金)開場20:45 開映21:00
『ヒルコ/妖怪ハンター』
★各日先着100名様に『平成大特撮新聞』をプレゼント!
裕也さんの映画上映もあるそうで、ジュリーがちょっとだけゲスト出演しています。
9/14(土)・15(日)<追悼・内田裕也 アンコール>
『水のないプール』
監督:若松孝二 出演:内田裕也、MIE、中村れい子、藤田弓子
『コミック雑誌なんかいらない!』
監督:滝田洋二郎 出演:内田裕也、原田芳雄、ビートたけし、渡辺えり子
新文芸坐に私、むかーっし行ったことがあった、と思い出しました。2001年の3月。
90年代はTVから長く距離を置いていたジュリーが、21世紀にTV番組に復帰。手始めに2000年後期のNHKの朝ドラ「オードリー」に麻生先生として出演しました。優しくて穏やかで知的な麻生先生、とっても素敵やったわ~ ジュリーがそれまで演じた事の無い役柄で、それが真心がいっぱいの麻生先生となんで別れるねん!さっぱりわからんわ!・・話が逸れました。
ジュリーがTV番組に復帰で、ファンとしては気持ちがウキウキ~ の2001年。なんとジュリーが映画館で高田文夫さんとトークショーをするという。池袋に近い所に住んでいるジュリ友がチケットを取るから、行きましょう!と誘ってくれました。果たしてホテルのトークショーとは違う、どんなお話が聞けるのだろうか?と興味津津。しかしオールナイト上映、それは経験したことがありません
画像はJ友さんからいただきました。見にくいけれど、土曜オールナイト超特別企画 高田文夫と五人の団塊者 スペシャルゲスト&高田文夫のライブトークをたっぷりの60分!ゲストがセレクトした こだわりの3本をオールナイト上映。
新文芸坐オープニング特集『21世紀に伝えたい──戦後日本映画 時代が選んだ86本』
◆その第一弾として3月の毎土曜日のオールナイトは、高田文夫のプロデュースにより、イッセー尾形(3日)ビートたけし(10日)沢田研二(17日)大滝詠一(24日)高平哲郎(31日)の超豪華ゲストによる《トークショー&ゲストが選んだ映画》の特別企画です。(チラシをご覧ください)◆ゲストが選んだこだわりの映画は、名作あり、傑作あり、今回を見逃すと再びスクリーンで見ることができないであろう珍品ありとバラエティーに富んだ映画が上映されます。現代は、自分の部屋の中で様々な方法により映画を見ることができますが、部屋から出て超豪華ゲストのトークショーを聞いて映画をお楽しみいただきたいと思います。
新文芸坐は、一時閉館していたのを パチンコ屋のマルハンが借り受け、パチンコ屋ビルとして再建。2000年12月12日、テナントのひとつとして「新文芸坐」がオープンし現在に至っているのです。(wikiより)
というわけで、春まだ浅き2001年3月17日、池袋の新文芸坐の前に行ったら、そこは紛れもないパチンコ屋で、あれ?💦と思った。パチンコ屋の上に新文芸坐があったというわけで、行くまで全然知らなかった。画像もwikiより
前の席で見たいので、1時間以上前には行って、映画館の前で並びました。狭いロビーはほぼジュリーファンでいっぱい、お知り合いのジュリーファンも来られていて、「オードリー」の話題で大いに盛り上がりました。麻生先生みたいなプロポーズをされてみたい~ キャー!!
ところがもし30分前に1階のパチンコ屋前にいたのなら、ジュリーが車で乗り付けた場面に遭遇できたそうです。せっかく前の席に座ろうと早めに映画館前に並んだのに・・ 並んだ割に、それほど前の席には座れなかったしね
2001年3月17日、新文芸坐で「土曜オールナイト超特別企画、高田文夫と五人の団塊者」にはジュリーがゲスト出演。備忘録として書いときます。行かれた方、コメントをいただけると嬉しいです。
ジュリー以外の4人はイッセー尾形さん、ビートたけしさん、大瀧詠一さん、高平哲郎さん。高田さんの日頃の交友のせいか豪華なものでした。私は都内在住のJ友さんが前売りチケットを取ってくれましたが、すぐに売り切れたんだろうと思います。少ない席数(264席)で、今なら瞬殺じゃないのかと💦
ジュリーが高田文夫さんと映画トークを繰り広げ、その後はジュリーが選んだ3作品をオールナイトで見ようという企画で夜9時半開場、10時から高田さんと遅い時間からのトークイベント。3作品は、「地獄門」「人情紙風船」「仇討崇禅寺馬場」でした。
2001年、 3/19日刊スポーツ 『高田文夫の娯楽極楽お道楽』
登場したジュリーは、ごく普通のジャケットとパンツのカジュアルな服装で、ライブの時のような衣裳の華美さはありません。
ジュリーが開口一番、高田さんに向かって『1階でエレベーターに乗ったら、喫茶店からコーヒー?を運んできた女性従業員が、エレベーター前でスッテンとコケテ、すいませ~ん💦と言っていたよ。』というもんでした。ここばっかり覚えていて、あとはもう あんまり覚えてないです。
ジュリーの選んだ映画について(「地獄門」「人情紙風船」「仇討崇禅寺馬場」)のトークがありましたが、子供の頃にお母様に連れられて大映の映画を見に行ったことや、お父様が衣笠貞之助監督の元でお仕事をしていたことなど語られました。衣笠監督の「地獄門」を選んだのはそのせいか。
ジュリーは高田さんの方ばかりに向いて話すので、ジュリー目当ての我々から見えるのは横顔ばっかり、そこがいささか不満でした。 しかも、あんまり盛りあがりには欠けるお話がタラタラ続き、内心では このまま時間が過ぎてゆくのだろうか?
やっとファニーズの頃のお話になって、ファニーズに誘われてサリーがチキンライスをご馳走してくれた。コーヒー付きで、というお話で盛り上がったのでした。そこがファニーズに入る決め手になったのでしょうか??
1時間ほどでトークが終わり、ジュリーは映画を見ずにお帰りになりました。ジュリーも見るのかな?と思ってたけど、やっぱり見ないよね。私とJ友は、どうしよう?と言いながらも、せっかくジュリーが選んだ映画なんだから、オールナイト上映を見て帰る、と覚悟を決めました。我々以外にも多くの観客が館内に残っていました。(以下の上映順があってるのかどうか不明)
「地獄門」はなんとカンヌ映画祭、グランプリ作品!!長谷川一夫さんと、先日亡くなった京マチ子さんの共演です。出演者が華やかなのと、小説でも有名な題材なので、最後まで見ました。人妻に勝手に熱を上げ、横恋慕した挙句に招いた悲劇。ほんとに困った奴です 大スター長谷川一夫だから、物語としてもってる感がありますが、暗くて残酷な話やったわ
(これはBSでも数年前に放送していたので、私の記憶に残っているのかもしれない)
「人情紙風船」は題名だけ知ってたけど、この辺りになると今何時?真夜中の2時くらいか?なんでこんな地味な話をジュリーは選ぶのじゃ?朦朧としながら見ていたので、話の筋はよくわからなかった。
上映順はこれで合っているのかな?多分ですが「仇討崇禅寺馬場」の頃になると、もう眠たい!寝たい
、どうでもいい!寝る!映画なんか どうでもいい~。眠れるのって気持ちがいいわ~ 寝ました。J友さんも寝ていました。最後まで見た人もあるのだろうけど、眠い眠たい!その一言です。
映画は東映の時代劇スター大友柳太郎さんの映画でしたが、寝ていたので内容は??? 大友さんは大らかな押し出しが立派やった・・ 晩年に出演した「タンポポ(監督:伊丹十三)」は好きな映画です。老人役で、けっこうTVにも出演していました。しかし、ジュリーが選んだのはご自分が生まれる前の映画で、何でこれを選んだのか、ジュリーのトークにあったのかもしれないけど、全く覚えていないです。
朝の4時くらいだっただろうか、ララランランラン♬
何故かタイガースの曲が流れて来て、座席で眠りこけている朦朧とした我々ジュリーファンを気遣ってくれていたのでしょうか? その後、豊島区のJ友さんのお宅に行って、お昼までまた寝ました。オールナイト映画、初めての経験だったな~ もう絶対にやら無いです。