残暑お見舞い申し上げます。
右上の りゅー介の恰好がおかしくて笑える。なんちゅう服や
いや、ライブで着てたりして・・(笑)
横の裕子さんには隠れて頂きました。
昨日は、台風だから おとなしく本を読もうと思っていたのに、本は読まずにゴロゴロしていました。
買ったのに全然見ていなかった「大阪物語」(1999年)を見ようかと思い、去年発売されたDVDを初めて開封。ちょっとだけ見るつもりが、また見てしまった。20世紀末のバブルの名残か、着ているジャケットの肩幅が広い。ステテコ、ドテラ、ターバンと、ジュリーのファッションが多彩で面白いです。(^-^)
あかん、私はいつでも「大阪物語」の黄昏た、哀愁漂うジュリーに弱い。
女にだらしなく、若い女に子を産ませ、やる気もなく、いい加減で、そのうち博打に手を出し、にっちもさっちもいかなくなる。仕事に失敗し、酒に溺れ、自堕落で無気力。50になろうとする、覇気のない どうしようもないダメ男を演じて、もう若くはないボヨンと締まりのない顔のジュリーが役にはまる。役にハマったジュリーは無敵です。男の哀愁とは、こうゆうものかと初めて知りました。ジュリーはいつでも私に初めての事を教えてくれる。
ポソッ ポソッと、時おり呟くように漏らす小さな声に、まざまざと年齢を感じさせる表情に、丸い背中に、歌わないジュリーに心を掴まれ震わされている。