直近の1週間で柳美里の本を2冊読破した。「ピョンヤンの夏休み」、「国家への道順」である。
「ピョンヤンの夏休み」は、彼女が単独で2回、家族で1回の計3回の北朝鮮を訪問した紀行である。内容は単なる旅行ガイドブックではなくて分断された朝鮮を彼女なりの視点で見たシリアスな内容になっている。
「国家への道順」は、本自体は中身が40弱のエッセイになっていて読みやすかった。ただ、内容は国としての在日朝鮮人の差別、ヨーロッパの国を彼女が訪問した時の国としての差別に対しての向き合いかたがについて語られていて「ピョンヤンの夏休み」同様にかなり考えさせられることが多かった。印象に残ったのは加害者は犯したことを時間が経てば忘れられるが被害者はそうではないこと。(これは日本と韓国の戦後補償の問題にとどまらない)さらにいつかは行ってみたいと思っていたDMZに早く行きたくなった。この本も時間がたったら再読したい。


「ピョンヤンの夏休み」は、彼女が単独で2回、家族で1回の計3回の北朝鮮を訪問した紀行である。内容は単なる旅行ガイドブックではなくて分断された朝鮮を彼女なりの視点で見たシリアスな内容になっている。
「国家への道順」は、本自体は中身が40弱のエッセイになっていて読みやすかった。ただ、内容は国としての在日朝鮮人の差別、ヨーロッパの国を彼女が訪問した時の国としての差別に対しての向き合いかたがについて語られていて「ピョンヤンの夏休み」同様にかなり考えさせられることが多かった。印象に残ったのは加害者は犯したことを時間が経てば忘れられるが被害者はそうではないこと。(これは日本と韓国の戦後補償の問題にとどまらない)さらにいつかは行ってみたいと思っていたDMZに早く行きたくなった。この本も時間がたったら再読したい。

