また、柳美里の本を読破した。8/17から読み始めたから5日間かかった。ページは400ページくらいの長編小説で「ゴールドラッシュ」というタイトルである。
ネタバレになってしまうが、あらすじは特殊な家庭、生活環境に育った少年が犯罪を起こしそれを隠蔽できなくなって最後に大人ぶっているが幼稚な子供で自分の無力さに気づくと同時に信じることを取り戻す物語である。
この本を読んだ感想は、このような特殊な環境で育てばあんな風になってしまうかという恐ろしさを感じた。それと同時に自分を可愛がってくれた老夫婦への思いやりや知的障がい者の兄に対する保護責任者として自覚など優しい心があるのが救われた。もし彼にもっと厳しく接してくれる師匠がいたら道を踏み外してしまうことがなかったのではないかと思ってしまった。周りにちやほやされたために自分がえらくてなんでもできると錯覚した彼をかわいそうだとも感じた。続編は書かれないと思うが、彼のその後の更生後の物語ですごい人間に成長しているだろうと思ってしまう。
ネタバレになってしまうが、あらすじは特殊な家庭、生活環境に育った少年が犯罪を起こしそれを隠蔽できなくなって最後に大人ぶっているが幼稚な子供で自分の無力さに気づくと同時に信じることを取り戻す物語である。
この本を読んだ感想は、このような特殊な環境で育てばあんな風になってしまうかという恐ろしさを感じた。それと同時に自分を可愛がってくれた老夫婦への思いやりや知的障がい者の兄に対する保護責任者として自覚など優しい心があるのが救われた。もし彼にもっと厳しく接してくれる師匠がいたら道を踏み外してしまうことがなかったのではないかと思ってしまった。周りにちやほやされたために自分がえらくてなんでもできると錯覚した彼をかわいそうだとも感じた。続編は書かれないと思うが、彼のその後の更生後の物語ですごい人間に成長しているだろうと思ってしまう。